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Db2 on CP4Dへの接続 - "データベース詳細"を使用して"プラットフォーム接続"を作成する

Last updated at Posted at 2022-11-24

Cloud Pak for Data 内のDb2サービスへ接続できた4つの方法をご紹介しています。 使用頻度が高いと思われる順に記事を並べました。

  1. "データベース詳細"を使用して"プラットフォーム接続"を作成する
  2. NodePort サービスを使用して接続する
  3. ClusterIP サービスを使用して接続する
  4. Db2 Podに直接接続する

ここでは Db2サービスへの接続情報を Cloud Pak for Data コンソールの"データベース詳細"から得て "プラットフォーム接続"を作成します。
(2023/04/07 追記) 同じ手順がCloud Pak for Data 内のDb2 Warehouseサービスでも使えます。

"データベース詳細"からDb2サービスへの接続情報を得る

CP4Dコンソールのメニューから データ→ データベースを選択します。
接続したいDb2サービスの詳細を開きます。 そこで データベース名、HOSTNAME、アクセス情報を確認します。

image.png

  • データベース名 : BLUDB
  • HOSTNAME : 10.248.64.33
  • アクセス情報 ここでは 例としてJDBC Connection URLを使用します。 (上図では encryptionAlgorithm=2の後に ";"セミコロンがないので注意しましょう)
 - JDBC Connection URL 
   jdbc:db2://<CLUSTER_ACCESSIBLE_IP>:32320/BLUDB:user=-;password=<password>;securityMechanism=9;encryptionAlgorithm=2;
  • JDBC Connection URL から ポートが32320であることと 2つの接続プロパティーがついていることがわかります。 2つの接続プロパティーの意味は次の通りです
    - securityMechanism=9 .. 暗号化されたユーザー ID およびパスワード
    - encryptionAlgorithm=2 .. 256 ビット AES 暗号化

(参考) IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ の構成プロパティー

もし Dbサービスへ接続するユーザーIDがない場合は ユーザーIDの追加についての記事Db2 on CP4Dへの接続 - ユーザーを追加するを参照いただいて作成してみてください。 (2023/04/17 修正)

"プラットフォーム接続"を作成する

CP4Dコンソールのメニューから データ→ プラットフォーム接続を選択します。
新規接続→ IBM Db2を選択します。
接続の作成で"データベース詳細"から得た情報を入力していきます。

  • データベース : BLUDB
  • ホスト名または IP アドレス : 10.248.64.33
  • ポート : 32320
  • 資格情報設定 : デフォルトの"共有"使用する
  • ユーザー名 : 指定されたものや 作成したものを使用する
  • パスワード : 指定されたものや 作成したものを使用する
  • ユーザー名とパスワードのセキュリティー・メカニズム : 暗号化されたユーザー ID およびパスワード
  • ユーザー名とパスワードの暗号化アルゴリズム : 256 ビット AES

image.png

最後に接続のテストをおこなってください。
image.png

テストが正常に終了すれば 保管します。

おわりに

ここでは Db2を Cloud Pak for Dataのコンソールで "データベース詳細"から情報を得て "プラットフォーム接続"を作成しました。
Cloud Pak for Dataのコンソールの"データベース詳細"で表示されるDb2情報は Db2 NodePort サービスのものです。

実施環境 Db2

  • IBM Cloud VPC Gen2
  • OCP 4.10.32
  • CP4D 4.5.3
    • Db2 Version 11.5.7.0-cn7

実施環境 Db2 Warehouse (2023/04/07 追記)

  • CP4D 4.6.4
    • Db2 Warehouse Version 11.5.8.0-cn2

参照文献

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