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Azure Percept Visionのサンプルコード+サンプルAIモデルを動かす

Last updated at Posted at 2021-09-21

Azure Percept記事一覧


Azure Perceptは、プログラマ目線で言うと、次の3段階に分かれています。

  1. サンプルコード+サンプルAIモデルを動かす
  2. サンプルコード+カスタムAIモデルを動かす
  3. カスタムコード+カスタムAIモデルを動かす

今回は、1.のVision系のサンプルコード+サンプルAIモデル(sample vision model)を動かしてみました。

「サンプルコード+サンプルAIモデル」を動かすには?

サンプルコード+サンプルAIモデルをAzure Perceptデバイスへインストール(デプロイ)する操作になります。
Azure Percept Studioに機能があるので、そこをポチすればOKです。

どこにあるかというと、

  • Demos & tutorials -> Try out sample vision models
  • Devices -> Vision -> Deploy a sample model
    の2箇所です。どちらを使っても同じ操作になります。

image.png

現在は、

  1. General object detection
  2. People detection
  3. Products on shelf
  4. Vehicle detection
    の4つを選択することができます。
image.jpg

絵が貼ってあるので、、、なんとなく雰囲気でどういうものか分かりますねw

General object detectionをデプロイ

General object detectionを選んで、下方にあるDeploy to deviceボタンをクリックすると、デプロイが開始されます。
Azureポータルの通知で、デプロイ成功!なメッセージが表示されますが、実際にAzure Perceptへデプロイが完了しているわけではありません。

image.jpg

View streamすると、静止画になっていて、画像の上部に「Loading Model」と書かれています。
このまましばらく待って(2~5分程度)デプロイが完了すると、自動的に動画に切り替わります。

image.jpg

General object detectionが動き出しました!!!
みかん(のおもちゃ)は認識されていますが、自動車(のおもちゃ)は認識されていません。😢

image.gif

Vehicle detectionをデプロイ

この状態でVehicle detectionをデプロイしてみました。
待つこと数分。

自動車(のおもちゃ)だけが認識されるようになりました!!

image.gif

Azure IoT HubへのJSON送信

このサンプルコードは、認識した物体の情報をJSON形式でAzure IoT Hubへ送信する機能があります。
Azure IoT Explorerを使って、Azure IoT Hubに送信されているデータを見てみました。

image.png
{
  "body": {
    "NEURAL_NETWORK": [
      {
        "bbox": [
          0.298,
          0.602,
          0.364,
          0.657
        ],
        "label": "Car",
        "confidence": "0.860823",
        "timestamp": "1632227040940053075"
      },
      {
        "bbox": [
          0.179,
          0.714,
          0.297,
          0.81
        ],
        "label": "Car",
        "confidence": "0.825626",
        "timestamp": "1632227040940053075"
      },
      {
        "bbox": [
          0.472,
          0.666,
          0.549,
          0.753
        ],
        "label": "Car",
        "confidence": "0.794633",
        "timestamp": "1632227040940053075"
      }
    ]
  },
  "enqueuedTime": "Tue Sep 21 2021 21:24:01 GMT+0900 (日本標準時)"
}

認識したラベルと確率、位置(bbox)がJSON形式で送られていますね。

まとめ

Vision系のサンプルコード+サンプルAIモデル(sample vision model)を動かしてみました。

  • 試せるVision系のサンプルコード+サンプルAIモデルは4種類
  • Azure Percept Studioでポチするだけ簡単
  • 認識した情報はAzure IoT HubへJSON送信
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