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Antを独学する下地を作る

Last updated at Posted at 2020-06-20

概要

プログラム関係の学習において、常に初学者を悩ませる
「守備範囲が大きすぎてどこから勉強すればいいのかわからない問題」

この記事では、初学者がAntを独学するにあたって押さえておくべき基本の知識についてのみ
触れる事で、Antの独学のスタートのお手伝いができればいいなと思います。

事前知識

私は、Antの学習に入る前に、Javaのビルド手順について理解しておくことをオススメします。
Javaで作ったアプリケーションはどういった手順で実行されるのか、それらを理解するには
小さなアプリケーションをCUIのみでビルドし、実行するのが一番だと思います。

私が、JavaのCUIからの実行についてまとめた以下の記事がありますので、
こちらを参考にしていただければ幸いです。

記事へのリンク:CUIからJavaを実行する

学習の構成

この記事では、大まかに以下の流れでAntについて知っていきます。

  1. Antとはどんなツールなのか、その概要を知る
  2. Antを使うための環境構築をする
  3. Antを構成する核となる要素と、その関係性を大まかに把握する
  4. Antのよく使われる機能を、実際に使ってみる
  5. 基礎を抑えたら、次は何が勉強できるのかを考える

第1章 Apache Ant とは?

第2章 Apache Ant の環境構築

第3章 Apache Ant を構成する要素

おわりに

当記事でAntの基礎は一通り理解できましたでしょうか。
基礎を理解したら今度は応用。といきたいところですが、ここで一旦、Antを学習する目的を
再確認し、学習を深めるのか、ここで切り上げるのかを判断したほうがいいと思います。

Maven、Gradleなど、Antから派生していった各種ビルドツールのより深い理解のためにAntを
勉強しているのであれば、Antに関する学習は一旦ここまでにし、ビルドツールを使う中でAntの
APIを使いたいと思った時などに適宜Javadocを調べるなどすればいいと思います。

業務でバリバリにAntを使用していて、Antツールの挙動や各種APIに対する理解がより深く求め
られる方は、専門書籍の学習や公式ドキュメントを読むといった勉強が必要だと思います。

この記事が、あなたのAnt学習の一助となれば幸いです。

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