New Relic Advent Calendar 2017 25日目。とうとう最終日。応用編のその2が収まらなかったけど、結構いいこと書いているつもりなので是非最後まで読んでください。
今回はラストとということで、これまで「New Relic を使ったアプリケーションのパフォーマンス監視入門」と題うって書いてきた内容の一覧とまとめ、その意外に New Relic に関するリソースなどを紹介して終わりとする。
New Relic を使ったアプリケーションのパフォーマンス監視入門
「New Relic を使ったアプリケーションのパフォーマンス監視入門」と題し、全11回に渡りパフォーマンス分析プラットフォームである SaaS 型の New Relic を使って、アプリケーションのパフォーマンスを監視する方法について紹介します。
はじめに
本連載は、New Relic を使ったことがない人から、使ってみたけどいまいち何を見ればいいのか?何を設定すべきかよくわからない。という人向けに、とりあえずここを見ておけば最低限 New Relic を活用できるよという内容となるようにしたつもりです。
構成は以下の3部構成となっている。
理論編では、そもそもアプリケーションパフォーマンス監視とは何であり、何を監視するものなのかを説明しています。次に、New Relic とは何で、どういったことができるのか紹介しています。
基礎編では、具体的に New Relic アカウントを作成、インストールし、パフォーマンス監視を始める手順を説明しています。導入後のに行うべき設定や、理論編で説明したアプリケーションのパフォーマンス監視を New Relic を使って行う方法を解説しています。
応用編では、サービスやアプリ固有のパフォーマンス監視を効率的、効果的に行えるカスタマイズ方法を紹介しています。
目次
- 理論編 1: アプリケーションパフォーマンス監視とは
- 理論編 2: New Relic とは
- 理論編 3: 監視製品の紹介
- 理論編 4: 補助製品とNew Relic アカウントの紹介
- 基礎編 1: New Relic アカウントの作成からAPM 画面の見方
- 基礎編 2: アプリ監視でやっておくべき3つの設定
- 基礎編 3: 遅いトランザクションのパフォーマンス調査方法
- 基礎編 4: 外部サービスやVMを軸にしたパフォーマンス調査方法
- 基礎編 5: サーバー監視
- 応用編 1: デプロイ時や重要なトランザクションのパフォーマンス監視をしよう
- 応用編 2: アプリ固有のパフォーマンス計測をしよう
New Relic の情報源
今回紹介した New Relic の情報はあくまで 「New Relic を使ったアプリケーションのパフォーマンス監視入門」 の範囲の内容であり、はしょった部分もあるので、もっといろいろ知りたい方は、以下の情報リソースを参考に勉強してもらえるといいかと思う。英語ができる方は、是非、コミュニティに参加し、有益なフィードバックを New Relic にしてくれるといいかと思う。
日本語
- New Relic ドキュメント: デジカが提供している公式ドキュメントの翻訳版(一部未翻訳)
- New Relic ブログ: デジカが提供している New Relic に関するブログ。公式サイトのブログの翻訳が多い。
- Qiita: New Relic Advent Calendar 2015: New Relic 製品全般に関する紹介記事が多め。
- Qiita: New Relic Advent Calendar 2016: New Relic APM の深掘りした記事多め
- Qiita: New Relic Advent Calendar 2017: いろいろ
英語
- 公式サイト
- New Relic Explorer's Hub - New Relic コミュニティ。好きに質問の投稿ができる。様々なユーザーの知見も知ることができるし、フィーチャーリクエストも投げれる。
- New Relic Document: 公式ドキュメント。とりあえずなんでも載っている。
- New Relic Blog: 新機能のリリースアナウンスや New Relic の開発チームの取り組みなど様々なテーマの記事が投稿される。週1くらいはアップされている印象。
- New Relic Webinar : ウェブでのセミナーを無料で受けれる。(事前登録が必要。日本だと深夜になることが多い)。過去の内容は、後日このページ上にアップされる。
- New Relic University: New Relic を効率良く学べるリソース集
あとがき
今年はアドベントカレンダーやるつもりなかったんだけど、これまでの整理をどっかに残しておきたかったので、はじめてみました。(予想外に逆に日数が足りなくて驚いたけど) とりあえず今回の11回でこれまでプレゼンとかで話してきたた内容をちゃんと書ききれて良かったです。(これで思い残すことはあまりない)
New Relic に関してはほんと日本語の情報が少ないので、今後増えていくといいなぁと思う次第。
New Relic は今後も新機能や新サービスが出る予定なので、要チェックしてください。まずは、来年2月の FutureStack でまたいろいろ発表されるでしょう。