エンジニアの時給の基準は何をもとに言われているのか?
フリーのエンジニアは、時給5000円以上が当たり前とか、そういう話しはYouTubeなど、複数で耳にします。
この時給という概念は何から来るものでしょうか?
エンジニアというのは、委託されたことを解決するために莫大な勉強時間や検索時間を事前に費やしています。
直接書いたり、話したりする時間は1時間でも、そのために知識や技量の準備、検索などにかけている時間は10倍以上費やしています。
たとえて言えば将棋のプロは公式対局自体の時給はたいへん高額ですが、普段の研究時間やプロになる事前の下積み時間、練習対局も含めると、ほとんど棋士の平均は時給1000円にも達していません。
これは全体の能力が身につくまでの時間も含めて計算するのと、直接委託を受けて関わっている時間だけ、つまり将棋で言えば公式対局の対局時間だけで計算するのでは数十倍違ってきますがどちらの意味で時給5000円と言われていることが多いのでしょうか?
またエンジニアは、全体のトータルの時間として評価されるべきでしょうか?
たとえば、クライアントからすれば、「こっちは時給1万円も払っているんだから……」と思うかもしれませんが、時給1000円くらいで出来るバイトと違い、研究時間なども含めて全部に関わっている平均時給で言えば1000円くらいかも知れません。
バイトの場合は今日は行ったばかりの研修期間ですら、通常勤務と同じ時給がもらえるそうです。