はじめに
今回はCMLでCat9kvのSerial変更みました。CMLでCat9kvを起動すると同じSerialで起動してしまいます。そのため、Catalyst Center に登録すると同じSerialになってしまい登録ができないのです。
思ったよりも簡単にできます!
CML2の構築方法についてはいくつか記載しておりますのでそちらを参照くださいませ。
環境
・CML2.7、CML2.8
・Cat 9000v UADP 17.15.01
・Cat 9000v Q200 17.15.01
・Cat 9000v UADP 17.12.01
・Cat 9000v Q200 17.12.01
注:CML2.6については本機能が提供されておりませんので、本方法でSerialの変更はできません。
また以下のVersionでは設定をしても反映されませんのでご注意ください。
・Cat 9000v UADP 17.10.01
・Cat 9000v Q200 17.10.01
設定方法
LabにCat9kvを配置します。
起動させる前に設定を行います。
- Image Definition
SETTING -> Image Definitionより起動させるVersionを選択します。
- Config
CONFIG -> Configuration file -> config/vswitch.txt
変更するファイルを選択します。
config/vswitch.txt内の次の項目を変更、保存することでSerialの変更ができます。
ただ、12桁以上は反映されませんので、デフォルトで記載されている文字の後ろに追加してもダメなようです。
<prod_serial_number>CML12345Q200</prod_serial_number>
- 起動
設定変更後は通常通り起動させます。
Serialの変更後の結果は以下のようになりました。抜粋してUADPだけ並べてみました。
冒頭で記載しましたように17.10.01ではSerialの変更されませんでしたが、他の2つについては指定した通りの結果となりました。
なんととても簡単!!
おわりに
今回はCat9kvのSerialを変更する方法を記載しました。
この後はCatalyst Center に登録してみようかなと考えてますのでそのあたりも投稿できたらいいです。
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