はじめに
CML2で他のネットワークにつなげたいことありますよね。
例えば…
クライアント端末をインターネットに接続したい。
他のSwitchなどと接続したい。
今回はそんな時に使うノードです。
設定方法
外部ネットワークに接続したいラボでExternal Connectorを使用します。
External Connectorを起動する前に[GUIDE]->[CONFIG]->[SystemBridge:(bridge0)]を選択します。
接続して起動すると、DNCPでIPが割り振られてPingが通りました。
DNCPでIPが降られないネットワークにつなげる場合はStaticでアドレスを割振ります。
このようにラボで設定する内容は簡単です。
が!仮想マシンのネットワークの設定や、CMLcontrollerの設定を考慮する必要があります。
VMware ESXi の場合
無差別モード等ポリシーを許可します。
cml-controllerの設定は外部に接続するInterfaceの[bridge0]は、CMLのInterfaceを先ほどと同様に割り当てています。
ネットワークが複数ある場合はその分複雑となります。
接続先のSwitchでTrunk接続したい場合、別のネットワークとして"VLANID:4095"を作成して、追加登録します。参照サイト
Proxmox の場合
Trunk接続はVLAN Awareを使用することでできるようです。このあたりは別途やってみようかなー。
参照サイト
VMware Workstationの場合
本設定ではネットワークアダプター1つ、カスタムのVMnet8(NAT)としています。他は特段設定していません。
※PCの環境が変わるためCMLのアドレスを変えないようにしています。もしも、物理ネットワークに直接接続する場合、ファイヤーウォールなどすべて止める必要があります。
cml-controllerをみると外部に接続するInterfaceの[bridge0]は、CMLのInterfaceを割り当てています。
おわりに
今回はCMLで外部接続する方法を記載しました。
ラボの操作よりも事前準備が難しいですね。ProxmoxについてはTrunkが試せたら別途追記しようと思います。