導入
docker上で作業するときに、
# apt install -y vim
でvimを導入して作業することがある。vimというコマンド名のVi Improvedというソフトがubuntu/debianには入っている。viというソフトは導入できない。残念ながら素(す)のdockerのubuntuにはvi/vimは入っていない。最初に導入しよう。
素のdocker のubuntuとは、
$ docker run -it ubuntu /bin/bash
という公式ubuntuだけを入れた場合のことです。
経験
プログラマの1日のうち、エディタ上で作業している時間と、コマンドプロンプト上で作業している時間と、GUIを操作している時間の比率は、仕事の種類によって千差万別だろう。 例えば、こんな感じかなって。
職業 | エディタ | コマンド | GUI |
---|---|---|---|
プログラマ | 60 | 30 | 10 |
WEBフロント | 20 | 20 | 60 |
エディタの機能をちゃんと勉強してから操作するというPDCA的な方もいれば、まず使ってみて、それから少しづつ調べていくというDoCAPな人もいるだろう。
ソフト別エディタ編集時間
mi >vz > mifes > visual code > その他のdos/windowsエディタ> Eclipse > vi > Emacs(mule) の順な感じ。viはEclipseよりも短い時間そうだしていて、Emacs(mule)よりは長い時間操作している。viを含む最後の3つはほとんど習熟していないかも。
よく考えてみると、編集時間は短いが、起動回数は一番多いかもしれない。
編集器vi時間は短いが使用回数断凸多い #短歌
ソフト別エディタ起動回数
vi > その他のdos/windowsエディタ > mi > Eclipse > vz > mifes > Emacs(mule)
vi, その他のdos/windowsエディタは、必要に応じて起動する。それ以外は、ずっと起動しっぱなし。起動回数は全然違う。主にdocker上のubuntuでのちょこちょこ作業が1日のうち、多い場合で100回くらい。その度に起動している。他のエディタは、最長100日起動しっぱなし。年に5-10 回起動。比べ物にならないかも。
エディタの移植をしてから作業を始めるのは、DoCAPというよりは、小川メソッドって言われているらしい。
起動
vi file.name
シェルでviを起動する方法。起動しなきゃはじまらない。起動したすぐは制御状態。
viできどうすろ。しゅうりょうじにファイル名指定するのはお薦めしない。さいしょからを指定して編集しよう。(個人の感想です)
制御状態・入力状態
viには、制御状態と入力状態がある。入力状態ではキーボードで打った文字を入力する。制御状態ではキーボードを打った文字列は制御命令として解釈する。
みだしの()書きは、どの状態で受け付けるかを示す。
入力状態へ遷移(制御状態)
i 入力状態移行。今の場所に文字入力。
a 入力状態移行。今の場所の後ろに文字入力。
s 現在の文字を置換する。
制御状態へ遷移。(入力状態)
[esc]キーを押す
保存・終了(制御状態)
:wq 現在編注中のファイルを保存して終了する。:がコマンドモードへの変更。W(write:書き込み), a(quit:終了)
:q! 編集したけど間違ったので破棄する。qだけだと編集履歴があると終われない。
カーソル移動 hjkl (制御状態)
hjklは、Qwertyキーボードで横にならんでいる文字群。
h 1文字左へ
j 1行下へ
k 1行上へ
l 1文字右へ
ドル記号はキーボードによって位置が違うかもしれない。
o カーソルを行頭へ
$ カーソルを行末へ
行コピペ(制御状態)
Y 今の行を複写(copy)
p 貼り付け(paste)
文字削除(制御状態)
x 今の場所を1文字削除
dd 今の行を1行削除
xdd x行削除
検索(search slash) (制御状態)
/str str文字列を検索
?str str文字列を逆向き検索
n 次候補検索
範囲(制御状態)
v 範囲選択
V 行
ctl + v 矩形範囲
操作取り消し(undo)
u 操作を取り消し
参考資料(reference)
viの使い方
viコマンド
Linux viについて
vi commandについて
vi 手習い
サーバの編集でたまにviを使う人間のviメモ
自己参照
VZエディタ移植に当たって実施したことと成果。仮説・検証(115)
あなたもdocker, 私もdocker。docker(130)
DoCAP(ドゥーキャップ)って何ですか?
小川メソッド 覚え(書きかけ)
短歌
編集器 v i (ブイアイ)時間は短いが使用回数断凸多い #短歌
編集器(editor)編集者(editor)が使う機能あり。差分翻訳整形清書。#返歌
医療用翻訳ソフトの講習を受けたとき、説明のあった便利機能の半分以上が同梱しているMifesの機能だったことがある。 #IT業界あるある 。推理小説業界では高千穂遥のおかげで、Writer(作家)がたくさんVZエディタを利用してくださった。医療業界でも利用者は結構いた。みんなに広めてくれるような有名人がいなかったのかもしれない。
VZエディタで、vi エディタ風のkey bindingを書かれていた人がいたような気はする。
Mifesコンパチマクロを作った、大野元久 さんとの最初の出会いが、Unixユーザ会だったことを思うと。