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tblsでデータベースドキュメントを生成する(2.テーブル情報補完編)

Last updated at Posted at 2018-06-19
  1. ドキュメント生成編
  2. テーブル情報補完編
  3. CI連携編

tblsは外部キー制約を見てテーブル間のリレーションを判断します。

posts.png

上記のER図のテーブルを結ぶ線がリレーション

ただ、データベースによっては、ORMにリレーション設定を任せていて外部キー制約を設定していなかったり、その他様々な理由で外部キーを張ることができないことがあると思います。

tblsでは、テーブル間のリレーションをER図やテーブル情報に補完してドキュメントを生成できます。

さらにテーブルのコメント情報なども補完できます。

これは、

  • すでに大規模運用していて安易にALTERできないテーブルへのコメント追加
  • VIEWテーブルへのコメント追加
  • コメントサポートしていないデータベースへのコメント追加

などが可能になるため便利です。

リレーション

リレーション情報を補完する場合、 .tbls.yml に以下のように記述していきます

---
dsn: mysql://dbuser:dbpass@localhost:3306/dbname
docPath: doc/schema
relations:
  - # logsテーブルにおける FOREIGN KEY(user_id) REFERENCES users(id) と同様
    table: logs
    columns:
      - user_id
    parentTable: users
    parentColumns:
      - id
    def: logs->users
  - # logsテーブルにおける FOREIGN KEY(post_id) REFERENCES posts(id) と同様
    table: logs
    columns:
      - post_id
    parentTable: posts
    parentColumns:
      - id

コメント

コメント情報を補完する場合は、以下のよう記述していきます。

comments:
  -
    table: post_comments
    comment: 各投稿についたコメントの詳細確認用VIEWテーブル
    columnComments:
      post_user: 投稿したユーザ名
      comment_user: コメントしたユーザ名

このように、例えばキーレスエントリなデータベースでも、コメントが十分でないデータベースでも、「使える」データベースドキュメントが生成できます。

次はtblsをCIに組み込む方法を紹介します。

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