GMT中国語コミュニティさんのHPがやってることを殆ど引用させてもらいました。
https://gmt-china.org/blog/install-gmt6/
Homebrewを使って異なるバージョンのGMTを共存させた備忘録です。
##環境
Mac OS Mojave 10.14.5
Mac mini(2018)
##前提条件
Homebrewを導入済み
HomebrewでGMT6を入れているとする(ここ参照)
どうしても新たにGMT5系を導入したいとする
##GMT5系の導入方法
ターミナルで以下を実行します。
GMT6のリンクを外してから、GMT5をインストールするだけです。これでGMT5系が使えるようになります。
$ brew unlink gmt6
$ brew install gmt
これでTerminal
からgmt --version
を入力してみましょう。GMT5系である旨が表示されるはずです。
GMT6に戻りたくなったら、Terminal
から下記↓の操作を行ってください。
$ brew unlink gmt
$ brew link gmt6
またまたGMT5系を使いたくなったら、逆の操作を行えばOKです。
$ brew unlink gmt6
$ brew link gmt
##GMT4系の導入方法
GMT5系の時と殆ど同じですが、GMT4系をインストールした場合はPATHを通す必要があります。
前提条件はGMT5系の導入方法
と同じく、HomebrewでGMT6が導入されている事とします。
まずはGMT6のリンクを切ってGMT4系を導入します。
$ brew unlink gmt6
$ brew install gmt@4
インストール自体は成功しますが、下記のような文が吐き出されます。
gmt@4 is keg-only, which means it was not symlinked into /usr/local,
〜中略〜
If you need to have gmt@4 first in your PATH run:
echo 'export PATH="/usr/local/opt/gmt@4/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
パスを通せって事らしいので、最後の文章をTerminal
にコピペしましょう。
$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/gmt@4/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile # この代わりにターミナル再起動でも良いです
これでGMT4系が使えるようになりました。gmt --version
を入力して確認してみましょう。
バージョンの切り替えはGMT5系の時と同様です。(gmt→gmt@4に読み替えてください)
ただしGMT4系を入れた状態だと、GMT4系のリンクを切ってGMT6にしてもgmt --version
で反映されませんでした。
まぁこの状態でもPygmt(GMT6が必要)が動いたので、様子見とします。