2
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

[Python]PyGMTをMacに入れた備忘録

Last updated at Posted at 2019-05-12

##1. PyGMTとは
地球科学分野で定番の地図描写ソフトGMT(The General Mapping Tools)を、Pythonで使えるようにしたものです。
インストールに手間取ったので、備忘録として。

##2. 環境
macOS Mojave 10.14.4
Mac mini (2018)
クリーンインストール済

##3. PyGMTのインストールまでに必要なもの
Homebrew
Anaconda
GMT6

##4. HomebrewとAnacondaのインストール
こちらの記事を参照して、HomebrewのインストールとAnaconda環境の用意をした。Python(Anaconda)のインストールでは、

Python version 3系を使いたい方

を参照した。

##5. GMT6のインストール
Homebrewを使う。

ターミナルを開けて以下のように入力する。

Terminal
brew install gmt

これでGMT6のインストールはおしまいです。

(2020/12 追記。GMTのデフォルトのバージョンが6になったので、GMT6のインストールが楽になりました。以前の文章は参考までに残しておきます)

GMT中文社区(GMT中国語コミュニティ)の有志の方が、brewでインストール可能にするrbファイルを配布しているので、ありがたく利用させてもらいます。

GMT中文社区HP内のGMT6 的安装: 正式推出前体验 GMT6へ移動する。
GMT6 的安装: 正式推出前体验 GMT6macOS平台項目にある

gmt6.rb

をダウンロードする。

その後ターミナルを開き、gmt6.rbのあるディレクトリへ移動したら

Terminal
brew install --HEAD get6.rb

を実行する。
今回はマシンにGMT5が入っていなかったため、これだけでGMT6のインストールは終わり。

##6. PyGMTのインストール
Anacondaを使ってインストールする。
こちらのHPの手順で行い、特にエラーが出なければインストール成功。

しかし

Terminal
conda activate pygmt

を実行した時に、CommandNotFoundErrorが出現した時が厄介。

自分の場合は、.bash_profileが格納されているホームディレクトリへ移動し

Terminal
open .bash_profile

上の操作を実行して.bash_profileを開き、

TextEdit
. /Users/<ユーザー名>/.pyenv/versions/anaconda3-X.X.X/etc/profile.d/conda.sh
conda activate pygmt

この2行を追記後、忘れずターミナルを再起動した。
これでconda activateが実行できるようになった。

あとは同様にHPの指示に従えば、インストール完了。

##7. 参照元
PyGMT:Installing
https://www.pygmt.org/dev/install.html

HomebrewのインストールからpyenvでPythonのAnaconda環境構築までメモ
https://qiita.com/aical/items/2d066801a7464a676994

GMT中文社区
https://gmt-china.org
GMT6 的安装: 正式推出前体验 GMT6
https://gmt-china.org/blog/install-gmt6/

PyGMT for Windowsのインストールとテスト
https://estuarine.jp/2019/03/pygmt/

conda activate の CommandNotFoundError への対処方法
https://qiita.com/peaceiris/items/e41488096e765269c93c

2
5
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?