またもや自己紹介
2022年6月に、チームにさらに新メンバーが参加することになりました。毎回、同じ自己紹介のワークを行なってきたのですが、最初から所属しているメンバーはそろそろ飽きてきたので、ちょうど良い機会だと思い、「9-Tiles」という新しい自己紹介のワークを取り入れてみることにしました。また2、3週間後に「WorkingAgreement」というチームのルールを決めるチームビルディングも行ったので、そちらもご紹介します。
ちなみにこれまでの話は…
自己紹介の際におすすめのチームビルディングはこちら(前々回)
なぜチームビルディングをするべきなのか「心理的安全性」の話はこちら(前回)
やってみた自己紹介ワーク 9-Tiles
今回はじめてやってみた自己紹介ワーク「9-Tiles」、自分の名前を中心に書き、その周辺に自分のことについてみんなに知らせたいことを8つ書いていきます。ちょっとゲーム性を持たせるためにそのうちの1つには嘘を混ぜることにしました。各メンバー書き終わったら1つずつ順番に説明していき、聞いていた人たちは内容などについて質問をしていきます。一通り質問が終わった後にどれが嘘だったかを投票して、正解を明かします。

やってみると、なかなか8つ出すことが出来ずに、書く時間の延長を求めるメンバーが多かったです。仕事関係で3つ、性格について1つ、休日の過ごし方について2つなど、大雑把にカテゴリ分けなどを決めておくと書きやすくなるかもしれません。
また、嘘を1つ混ぜるというのが思いのほかに難しく、うまくさりげない嘘をまぜれた人もいれば、発言している途中からこれは怪しいぞと見抜かれているメンバーもいました。
働き方や価値観を共有してチームのものとする WorkingAgreement
自己紹介も済み、チームのリズムがうまく周り始めたかなというタイミングで、WorkingAgreement(ワーキングアグリーメント) というワークに取り組みました。簡単にいうとチームで一緒に働く際のルールや価値観を決めるワークです。一緒に仕事していくにあたって、メンバーがストレスを抱えず、働きやすい環境を整えるために作成します。例えば、「Aについてはチームみんなで合意している」「Bについては〜派と〜派の考えのメンバーがいる」など、予め知っておくことで、知らず知らずに強要してしまっていることや、誰かのストレスになっていることなどを防ぐことができます。今回私のチームで行ったやり方としては、「技術的なこと」「仕事中の過ごし方」「視点や価値観」「アグリーメントというよりは状態」「プロダクトへの取り組み方」という5つのカテゴリわけて各メンバーに案を出してもらい、1つ1つ出した理由などを話してもらいました。その上で、合意できるかどうか、できるもの全てにサムズアップスタンプをおいてもらい、全員が合意したもののみをワーキングアグリーメントに加えました。(今回は5人)

やってみると、これは全員が合意できそうだなと思うことでも、意外に揃わないことも多かったです。その際は、揃わなかったですねで終わらせずに、なぜ合意できないのかという理由を聞いてみることで、さらに議論が深まるきっかけにすることができました。
ここで決めたアグリーメントは、今回きりで固定するものではなく、1ヶ月間隔くらいで更新していくと、チームの状況によって最適な状態にアップデートできるのでオススメです。
まとめ
最近行ったチームビルディング2つをご紹介しました。今回新メンバーが入るにあたり、チームに参加してもらう初日の一番最初に自己紹介系のチームビルディング+全員でランチを実施したことで、初対面の固さがとても早く解け、新メンバーが早い段階からチームに馴染んでくれたと実感しています。忙しい業務の中、時間を確保するのは大変ですが、その価値はあったと思いますので、ぜひチーム結成や、新メンバー加入の際はお試しください。