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Turbo Pascal 5.5 の使い方

Last updated at Posted at 2026-01-03

はじめに

Turbo Pascal 5.5 の使い方を調べてみました。

image.png

Turbo Pascal 4.0~7.0 までは基本的に同じ操作方法です。

使い方

TURBO.EXE を実行すると Turbo Pascal が起動します。その他のファイルについては以下を参照してください。

ファイル名 説明
BINOBJ.EXE バイナリファイルを *.OBJ ファイルに変換するツールです
GRAPH.TPU コンパイル済 GRAPH ユニットです
GRAPH3.TPU 1 コンパイル済 Turbo Pascal 3.0 互換 ユニットです
GREP.COM ファイル内テキスト検索ツールです
MAKE.EXE ソースコードの変更に応じてコンパイルを行うプログラム管理ツールです
README README ファイルです
README.COM README ファイルを閲覧するツールです
TINST.EXE TURBO.EXE をカスタマイズするためのツールです
TOUCH.COM ファイルの日付/時刻を現在時刻に変更するツールです
TPC.EXE コマンドラインコンパイラです
TPCONFIG.EXE IDE の環境設定をコマンドラインコンパイラ用環境設定ファイル (TPC.CFG) に変換するツールです
TPUMOVER.EXE 標準ユニットライブラリ (TURBO.TPL) にユーザー作成のユニットを追加/削除するツール (ユニットライブラリアン) です
TURBO.EXE Turbo Pascal の IDE です
TURBO.HLP オンラインヘルプデータです
TURBO.OV1~OV4 2 TURBO.EXE のオーバーレイファイルです
TURBO.TPL 標準ユニットライブラリです
TURBO3.TPU コンパイル済 Turbo Pascal 3.0 互換 ユニットです
UNPACK.COM *.ARC を解凍するツールです
UPGRADE.DTA UPGRADE.EXE で利用されるデータファイルです
UPGRADE.EXE Turbo Pascal 3.0 用のソースコードを 5.0 用に変換するツールです
*.BGI BGI グラフィックスデバイスドライバです
*.CHR BGI グラフィックスストローク文字フォントです
*.DOC 標準ユニットのインターフェイス部です
*.PAS サンプルファイルのソースコードです

TINST.EXE

カスタム導入プログラム (TINST.EXE) を実行することで Turbo Pascal の多くの機能のデフォルトモードを変更できます。

image.png

image.png

■ Compile

コンパイルに関する設定を行います。

項目 説明
Destination IDE の [Compile | Destination] に対応しています
Primary file IDE の [Compile | Primary file] に対応しています

■ Options

項目 説明
Compiler IDE の [Options | Compiler] に対応しています
Link IDE の [Options | Linker] に対応しています
Environment IDE の [Options | Environment] に対応しています
Directories IDE の [Options | Directories] に対応しています
Parameters IDE の [Options | Parameters] に対応しています

・IBM PC

[Options | Environment | Screen size] では 25 lines43/50 lines が選べます。

このメニューに入った時、ハイライトされている項目が現在の値です。

・NEC PC-9801

[Options | Environment | Screen size] では Standard 25 line (標準 25 行)Extended 23 line (拡張 23 行)High density 46 line (圧縮 46 行) が選べます。

Standard 25 line (標準 25 行) はテキスト画面のみで描画されます。

image.png

Extended 23 line (拡張 23 行) はテキスト画面とグラフィック画面が使われるため、IBM PC 版とよく似たカラーセットになります。但し、エディタで編集可能な行数が減ります。

image.png

High density 46 line (圧縮 46 行) もテキスト画面とグラフィック画面が使われます。一時的に一覧性が必要な場合に使うくらいですかね。

image.png

このメニューに入った時、ハイライトされている項目が現在の値です。

■ Debug

項目 説明
Integrate debugging IDE の [Debug | Integrate debugging] に対応しています
Standalone debugging IDE の [Debug | Standalone debugging] に対応しています
Display swapping IDE の [Debug | Display swapping] に対応しています

■ Editor commands

キーバインドを変更します。

See also:

■ Mode for Display

ディスプレイのモードを変更します。

・IBM PC

DefaultColorBlack and WhiteLCD or CompositeMonochrome から選べます。

・NEC PC-9801

Text onlyFore ground (bank #0) text and graphicsBack ground (bank #1) text and graphics から選べます。

このメニューに入った時、ハイライトされている項目が現在の値です。

■ Set Colors

・IBM PC

項目 説明
Customize colors IDE の色をカスタマイズします
Default color set IDE の色をデフォルトのカラーセットに設定します
Turquoise color set IDE の色をターコイズカラーセットに設定します
Version 4.0 customize IDE の色を Turbo Pascal 4.0 のカラーセットに設定します

image.png image.png image.png

・NEC PC-9801

項目 説明
Customize colors IDE の色をカスタマイズします
Default color set IDE の色をデフォルトのカラーセットに設定します
Two tone color set モノクロディスプレイでも視認しやすいカラーセットに設定します
Palette customize ハードウエアパレットを変更します
Initialize Palette ハードウエアパレットを初期化します

image.png image.png
image.png image.png

この項目は [Options \| Environment] の内容により変化します。

Palette customizeInitialize Palette[Options | Environment | Screen size]Standard 25 line (テキスト画面) になっていると選択できません。

■ Resize windows

IDE の Edit ウィンドウと Watch ウィンドウの比率を変更します。

image.png

■ Turbo menu language

IDE の表示言語を変更します 2

image.png

このメニューに入った時、ハイライトされている項目が現在の値です。

■ Quit/save

TINST を終了します。

TURBO.EXE

Turbo Pascal 5.5 の 統合開発環境 (IDE) です。

image.png

画像は NEC PC-9801 版のメニューを日本語表示にして画面モードを拡張 23 行にしたものです。

IBM PC の〔Alt〕キーは NEC PC-9801 では〔GRPH〕キーに割り当てられています。

■ File (ファイル)

image.png  image.png

項目 ショートカット 説明
Load (読込み) 〔F3〕 読み込むファイルを選択します。
Pick (ピック) 〔Alt〕+〔F3〕 ピックリスト (過去 8 件の履歴) から読み込むファイルを選択します。
New (新規作成) 新しいファイルを新規作成します。
Save (格納) 〔F2〕 編集中のファイルを保存します。新規作成したファイルの場合には Write to (書出し) と同じ挙動になります。
Write to (書出し) 編集中のファイルに名前を付けて保存します。
Directory (ディレクトリの表示) ワイルドカードに一致するファイルの一覧を表示します。デフォルトではカレントディレクトリのファイルを表示しますが、フルパスで記述する事で任意のフォルダのファイルを表示できます。
Change dir (ディレクトリの変更) カレントディレクトリを変更します。
OS shell (MS-DOS コマンド) MS-DOS に降ります。Turbo Pascal に戻るには exit とタイプします。
Quit (終了) 〔Alt〕+〔X〕 Turbo Pascal を終了します。

■ Edit (編集)

image.png  image.png

エディタウィンドウに移動します。

See also:

■ Run (実行)

image.png  image.png

項目 ショートカット 説明
Run (実行) 〔Ctrl〕+〔F9〕 プログラムを実行します。編集中のファイルに変更があれば再コンパイル (Make) されて実行されます。
Program reset (プログラムの初期化) 〔Ctrl〕+〔F2〕 デバッグ実行中のプログラムを停止します。
Go to cursor (カーソル位置まで実行) 〔F4〕 カーソル位置までデバッグ実行します。
Trace into (トレース) 〔F7〕 コードの次の行まで実行するようにデバッガに指示します。 その行に関数が含まれている場合、トレース実行は、その関数を実行して、その関数内の最初の行で停止します。
Step over (ステップ実行) 〔F8〕 コードの次の行まで実行するようにデバッガに指示します。 その行に関数が含まれている場合、ステップ実行は、その関数を実行して、その関数の後の最初の行で停止します。
User screen (実行画面の表示) 〔Alt〕+〔F5〕 実行したプログラムの画面出力を表示します。

■ Compile (コンパイル)

image.png  image.png

項目 ショートカット 説明
Compile (コンパイル) 〔Alt〕+〔F9〕 最後にエディタに読み込まれたファイルをコンパイルします。
Make (メイク) 〔F9〕 主ファイルが指定されている場合指定ファイルが、そうでない場合には最後にエディタに読み込まれたファイルとその依存ファイルを調べ、変更があったものをすべてコンパイルします。
Build (再生成) 主ファイルが指定されている場合指定ファイルが、そうでない場合には最後にエディタに読み込まれたファイルとその依存ファイルを調べ、無条件にすべてコンパイルします。
Destination (出力先) 実行形式ファイル (EXE) をメモリに保存するかディスクに保存するかを指定します。
Find error (エラー検索) 実行時エラーの位置を見つけます。
Primary file: (主ファイル) Make (メイク) または Build (再生成) でコンパイルするファイルを指定します。Delphi で言うプロジェクトファイルを指定するようなものです。
Get info (各種情報の表示) 現在編集中のファイルに関連する各種情報を表示します。

■ Options (オプション)

image.png  image.png

項目 ショートカット 説明
Compiler (コンパイラ) コンパイル時のオプションを設定します。
Linker (リンカ) リンク時のオプションを設定します。
Environment (統合環境) IDE (統合環境) のオプションを設定します。Screen Size (画面モード) で画面モードを変更できます。
Directories (ディレクトリ) 各種ディレクトリを設定します。
Parameters (引数) 実行 (Run) 時に実行形式ファイルに渡すパラメータを設定します。
Save options (オプションの保存) 設定をコンフィグファイル (デフォルトは TURBO.TP) に保存します。
Retrieve options (オプションの読込み) 設定をコンフィグファイルから読み込みます。

[Options | Directories]Current pick file: が空だと、IDE 終了時にピックリストが更新されません。Turbo Pascal 起動時にピックリストを読み込みたい場合は Pick file name: にデフォルト (TURBO.PCK) のままでいいのでピックファイル名を指定します。[Options | Save options] で設定を保存する事を忘れないでください。

■ Debug (デバッグ)

image.png  image.png

項目 ショートカット 説明
Evaluate (式の評価) 〔Ctrl〕+〔F4〕 評価式ウィンドウを開きます。
Call stack (スタック呼出し) 〔Ctrl〕+〔F3〕 スタック呼出しウィンドウを開きます。
Find procedure (手続き検索) 使われている手続きや関数を名前で探します。
Integrated debugging (統合環境デバッグ) IDE でのデバッグ実行を有効化/無効化します。
Standalone debugging (スタンドアロンデバッグ) EXE がディスクに出力される場合のデバッグ実行を有効化/無効化します。
Display swapping (画面切換え) IDE からユーザースクリーンへの切り替え方法を設定します。
Refresh display (画面の再描画) IDE の表示が乱れた時に画面を再描画します

■ Break/watch (ブレーク)

image.png  image.png

項目 ショートカット 説明
Add watch (監視式の追加) 〔Ctrl〕+〔F7〕 監視式を追加します。
Delete watch (監視式の削除) 監視式を削除します。
Edit watch (監視式の編集) 監視式を編集します。
Remove all watches (全監視式の削除) すべての監視式を削除します。
Toggle breakpoint (ブレークポイントの設定/解除) 〔Ctrl〕+〔F8〕 ブレークポイントを設定/解除します。
Clear all breakpoints (全ブレークポイントの解除) すべてのブレークポイントを解除します。
View next breakpoint (次のブレークポイントの表示) 次のブレークポイント位置までカーソルのみを移動します。デバッグ実行はされません。

■ Hot keys (ホットキー)

ホットキーは IDE のどこからでも実行できます。

項目 ショートカット 説明
Help (ヘルプ) 〔F1〕 (IDE) 状況感知ヘルプを開きます。
Save (格納) 〔F2〕 編集中のファイルを保存します。新規作成したファイルの場合には Write to (書出し) と同じ挙動になります。
Load (読込み) 〔F3〕 読み込むファイルを選択します。
Go to cursor (カーソル位置まで実行) 〔F4〕 カーソル位置までデバッグ実行します。
Zoom (ズーム) 〔F5〕 アクティブウインドウを拡大/縮小します。
Switch (ウインドウ) 〔F6〕 アクティブウインドウを切り替えます。
Trace (トレース) 〔F7〕 コードの次の行まで実行するようにデバッガに指示します。 その行に関数が含まれている場合、トレース実行は、その関数を実行して、その関数内の最初の行で停止します。
Step (ステップ実行) 〔F8〕 コードの次の行まで実行するようにデバッガに指示します。 その行に関数が含まれている場合、ステップ実行は、その関数を実行して、その関数の後の最初の行で停止します。
Make (メイク) 〔F9〕 主ファイルが指定されている場合指定ファイルが、そうでない場合には最後にエディタに読み込まれたファイルとその依存ファイルを調べ、変更があったものをすべてコンパイルします。
Menu (メニュー) 〔F10〕 メインメニューとアクティブウインドウを切り替えます。
Last help (直前のヘルプ) 〔Alt〕+〔F1〕 直前に開いたヘルプを開きます。連続で押すと過去 20 件まで遡れます。
Pick (ピック) 〔Alt〕+〔F3〕 ピックリスト (過去 8 件の履歴) から読み込むファイルを選択します。
User screen (実行画面の表示) 〔Alt〕+〔F5〕 実行したプログラムの画面出力を表示します。
Swap (スワップ) 〔Alt〕+〔F6〕 アクティブウィンドウの内容を切り替えます。上段の Edit ウィンドウなら最後に読み込まれたファイルと新規ファイル、下段のウィンドウなら Watch / Output が切り替わります。
Compile (コンパイル) 〔Alt〕+〔F9〕 最後にエディタに読み込まれたファイルをコンパイルします。
Break/watch (ブレーク) 〔Alt〕+〔B〕 [Break/watch] メニューに入ります。
Compile (コンパイル) 〔Alt〕+〔C〕 [Compile] メニューに入ります。
Debug (デバッグ) 〔Alt〕+〔D〕 [Debug] メニューに入ります。
Edit (編集) 〔Alt〕+〔E〕 [File] メニューに入ります。
File (ファイル) 〔Alt〕+〔F〕 [File] メニューに入ります。
Option (オプション) 〔Alt〕+〔O〕 [Option] メニューに入ります。
Run (実行) 〔Alt〕+〔R〕 [Run] メニューに入ります。
Quit (終了) 〔Alt〕+〔X〕 Turbo Pascal を終了します。
Help (ヘルプ) 〔Ctrl〕+〔F1〕 (言語) 状況感知ヘルプを開きます。カーソル位置の言語のヘルプが表示されます。
Program reset (プログラムの初期化) 〔Ctrl〕+〔F2〕 デバッグ実行中のプログラムを停止します。
Help (ヘルプ) 〔Ctrl〕+〔F1〕 (言語) 状況感知ヘルプを開きます。
Call stack (スタック呼出し) 〔Ctrl〕+〔F3〕 スタック呼出しウィンドウを開きます。
Evaluate (式の評価) 〔Ctrl〕+〔F4〕 評価式ウィンドウを開きます。
Add watch (監視式の追加) 〔Ctrl〕+〔F7〕 監視式を追加します。
Toggle breakpoint (ブレークポイントの設定/解除) 〔Ctrl〕+〔F8〕 ブレークポイントを設定/解除します。
Run (実行) 〔Ctrl〕+〔F9〕 プログラムを実行します。編集中のファイルに変更があれば再コンパイル (Make) されて実行されます。
About (Turbo Pascal について) 〔Shift〕+〔F10〕 Turbo Pascal のバージョン情報を表示します。

■ コマンドラインオプション

TURBO.EXE にはコマンドラインオプションが用意されています。

TURBO [filename] [/Cfilename] [/B | /M] [/D] [/2 | /4 | /8]
スイッチ 説明
/C コンフィギュレーションファイルを読み込む。
/B IDE で Build (再生成) を行い、終了する。
/M IDE で Make (メイク) を行い、終了する。
/D 1 デュアルモニタモードで起動する。
/2 2 IDE が使うグラフィックモードの表示色を 2 色に制限する。
/4 2 IDE が使うグラフィックモードの表示色を 4 色に制限する。
/8 2 IDE が使うグラフィックモードの表示色を 8 色に制限する。

filename が指定されていればそのファイルをエディタにロードします。

TPC.EXE

TPC.EXE はコマンドラインコンパイラです。

Turbo Pascal Version 5.5  Copyright (c) 1983,89 Borland International
Syntax: TPC [options] filename [options]
/B      Build all units         /$A-    No word alignment
/Dxxx   Define conditionals     /$B+    Complete boolean evaluation
/Exxx   EXE & TPU directory     /$D-    No debug information
/Fxxx   Find run-time error     /$E-    No 8087 emulation
/GS     Map file with segments  /$F+    Force FAR calls
/GP     Map file with publics   /$I-    No I/O checking
/GD     Detailed map file       /$L-    No local debug symbols
/Ixxx   Include directories     /$Mxxx  Memory allocation parameters
/L      Link buffer on disk     /$N+    8087 code generation
/M      Make modified units     /$O+    Overlays allowed
/Oxxx   Object directories      /$R+    Range checking
/Q      Quiet compile           /$S-    No stack checking
/Txxx   Turbo directories       /$V-    No var-string checking
/Uxxx   Unit directories
/V      EXE debug information

通常は

TPC /M /L 主ファイル 

のようにしてコンパイルします。

See also:

オンラインヘルプ

ヘルプの使い方の詳細です。

IDE ヘルプ

  • 任意の場所で 〔F1〕 を押すと、状況に応じた IDE のヘルプが表示されます。
  • 〔F1〕 を 2 回押せば、どこからでもヘルプの目次を表示できます。
  • 以前表示したトピックを再度見るには 〔Alt〕+〔F1〕 を押します。連続で押すと最大 20 トピック戻れます。

image.png

機能 IBM PC NEC PC-9801
IDE ヘルプ 〔F1〕 〔F1〕
直前のヘルプ 〔Alt〕+〔F1〕 〔Grph〕+〔F1〕

言語ヘルプ

  • エディタウィンドウのコード上で 〔Ctrl〕+〔F1〕 を押せば状況に応じた言語のヘルプが表示されます。
  • エディタウィンドウの何もない所で 〔Ctrl〕+〔F1〕 を押せば、言語ヘルプの目次を表示できます。

image.png

機能 IBM PC NEC PC-9801
言語ヘルプ 〔Ctrl〕+〔F1〕 〔Ctrl〕+〔F1〕

ページ

  • 右下に PgUp/PgDn のインジケーターがある場合には前ページ/次ページが存在します。対応するキーを押すとページ遷移します。

image.png  image.png

機能 IBM PC NEC PC-9801
前のページ 〔PageUp〕 〔RollUp〕
次のページ 〔PageDown〕 〔RollDown〕

リンク

  • 強調表示された項目はカーソルキーで移動して 〔Enter〕キーを押すと、詳細が書かれたトピックへジャンプします。
  • 〔Home〕 でページ内の最初のリンク、〔End〕でページ内の最後のリンク移動します。
  • ジャンプした先から一つ前のトピックへ戻るには 〔Alt〕+〔F1〕 を押します。連続で押すと最大 20 トピック戻れます。
機能 IBM PC NEC PC-9801
ページ先頭 〔Home〕 〔Home〕
ページ末尾 〔End〕 〔Shift〕+〔Home〕
移動 カーソルキー カーソルキー
決定 〔Enter〕 〔Return〕
キャンセル 〔Esc〕 〔Esc〕

コピー&ペースト

ヘルプの内容はエディタにコピー&ペーストできます。

機能 IBM PC NEC PC-9801
Cut & Paste モード 〔C〕 〔C〕
  1. ヘルプトピックで 〔C〕 を押して Cut & Paste モードへ。
  2. ブロック選択したい位置までカーソルキーで移動して 〔B〕 を押し選択開始。
  3. カーソルキーで移動して目的のコードをブロック選択、開始位置が間違っていたら、また 〔B〕 を押せばそこが選択開始位置になる。
  4. 〔Enter〕キーを押すと、エディタへペーストされる。

image.png  image.png

状況感知でジャンプすると、画像のようにペーストした時にそこへ割り込まれてしまいます。

目的のコードが見つかったら一旦ヘルプを抜けてカーソル位置を変更、 〔Alt〕+〔F1〕 で直前のヘルプトピックに戻り、あらためてコピー&ペースト作業を行うとよいでしょう。

機能 IBM PC NEC PC-9801
移動 カーソルキー カーソルキー
選択開始位置指定 〔B〕 〔B〕
エディタへペースト 〔Enter〕 〔Return〕
キャンセル 〔Esc〕 〔Esc〕

Tips

全般

  • Turbo Pascal ver 4.0 からユニットの概念があるものの、まだプロジェクトファイルの概念がない。
  • プロジェクトファイルと同じ意味を持つのが Primary file (主ファイル)。ソースコードが program で始まる *.PAS ファイル。コンパイルすると実行可能ファイル *.EXE が生成される。
  • ユニットはソースコードが unit で始まる *.PAS ファイル。コンパイルするとコンパイル済ユニット *.TPU が生成される。Delphi で言う *.DCU
  • ユニット分割されているプログラムをコンパイルするには、[Compile | Compile] でユニットを一つずつコンパイルして *.TPU を揃えてから主ファイルをコンパイルする...のではなく、[Compile | Primary file] で主ファイルを指定してから [Compile | Make] または [Compile | Build] を行う。メイクやビルドは主ファイルで uses に追加された依存ユニットを辿ってすべてコンパイルする。
  • ユニット分割されていないプログラム (主ファイルのみの *.PAS ファイル) は [Compile | Compile] でコンパイルして構わない。

メモリ不足解消

  • 大前提としてはコンベンショナルメモリを空けておく事。
    • 一度コンパイルし、[Compile | Get info] でメモリ利用状況を確認するといい。
  • [Compile | Destination]Disk に変更し、[Options | Linker | Link buffer]Disk に変更すればコンパイル・リンク・実行用のメモリを確保可能。。
  • TINST の [Mode for Display]Text Only にしてメモリを 10KB 節約可能 2
  • TINST の [Options | Environment | Options for editor]Memory type of bufferMain memory 以外にすればコンパイル・リンク・実行用のメモリを 64KB 増やす事が可能 2
    • EMS を選択するには EMS メモリの装着が条件。
    • GVRAM bank #1 を選択するには [Mode for Display]Back ground (bank #1) text and graphics が選択されていない事が条件。
  • TINST の [Options | Environment | Options for editor]Make use of EMS MemoryOn にすればコンパイル・リンク・実行用のメモリを 64KB 増やす事が可能 1
    • On を選択するには EMS メモリの装着が条件。
  • コマンドラインコンパイラ (TPC.EXE) を使えば IDE 利用時よりも大きなアプリケーションをコンパイルできる。 

書籍

製品のマニュアルを探すのがベストでしょうが、入手困難です。

image.png

Turbo Pascal 5.0 の製品マニュアル (『ユーザーズガイド』『リファレンスガイド』) に『オブジェクト指向プログラミングガイド』を追加したものが Turbo Pascal 5.5 の製品マニュアルなので、Turbo Pascal 5.0 のマニュアルを探してみてもいいかもしれません。

・『Turbo Pascal ver.5.5 トレーニングマニュアル』

『Turbo Pascal ver.5.5 トレーニングマニュアル』はマニュアル代わりに使えると思います。

image.png

タイトル 著者 ISBN-10
(Amazon)
出版年
Turbo Pascal ver.5.5 トレーニングマニュアル 小林侔史 4880638889 1990/04/20

・『Turbo Pascal プログラミング』

『Turbo Pascal プログラミング』もいい感じです。559P もあるブ厚い本です。

image.png

タイトル 著者 ISBN-10
(Amazon)
出版年
Turbo Pascal プログラミング 内田 智史 (著)
間野 浩太郎 (監)
4274075796 1990/06/01

おわりに

Turbo Pascal 5.5 (IBM PC 版) はアンティークソフトとして公開されています。

See also:

索引

  1. IBM PC 用のみ。 2 3

  2. NEC PC-9801 用のみ。 2 3 4 5 6 7

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