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Turbo Pascal 3.0.x の使い方

はじめに

Turbo Pascal 3.0.x の使い方を調べてみました。
image.png
なんとなく調べたくなったのです。

使い方

TINST.COM を実行すると環境設定プログラムが起動します。TURBO.COM を実行すると Turbo Pascal が起動します。

TINST.COM

Turbo Pascal の環境設定を行います。
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■ Screen type

画面の設定を行います。
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詳細については別記事にまとめてあります。

See also:

■ Command installation

キーボードショートカットの設定を行います。
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詳細については別記事にまとめてあります。

See also:

■ Msg file path (MS-DOS 版のみ)

メッセージファイルのパスを指定します。
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TURBO.COM

エラーメッセージファイルの読み込み

Turbo Pascal が起動するとエラーメッセージファイルを読み込むか聞かれます。N を選ぶと使用可能なメモリがわずかばかり増えますが 1、普通は Y でいいと思います。
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メインメニュー

メインメニューです。
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■ Logged drive:

メインメニューで〔L〕を押すとカレントドライブを切り替えることができます。
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■ Active directory: (MS-DOS 版のみ)

メインメニューで〔A〕を押すとカレントディレクトリを切り替えることができます。
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■ Work file

メインメニューで〔W〕を押すとワークファイルを選べます。拡張子 *.PAS の場合、拡張子は省略できます。
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ワークファイルは編集対象のファイルです。

■ Main file

メインメニューで〔M〕を押すとメインファイルを選べます。拡張子 *.PAS の場合、拡張子は省略できます。
image.png
メインファイルはコンパイル対象のファイルです。プロジェクトファイルに相当するファイルを指定します。単一のソースファイルしか使わないのであれば、メインファイルを指定する必要はありません。

複数のソースファイルがある場合にメインとなるファイルをここに指定し、ワークファイルを切り替えながら編集する感じです。

■ Edit

メインメニューで〔E〕を押すとワークファイルを編集します。ワークファイルを指定していない場合には、ワークファイルを選べます。
image.png
エディタでの操作方法や、言語については別記事にまとめてあります。

See also:

■ Compile

メインメニューで〔C〕を押すと、メインファイルが指定してあればメインファイルを、ワークファイルしか指定してなければワークファイルをコンパイルします。
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コンパイルした実行ファイルの形式は compiler Options で選べます。

■ Run

メインメニューで〔R〕を押すと、プログラムを実行します。ファイルが指定されていない場合にはワークファイルを選べます。
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■ Save

メインメニューで〔S〕を押すと、ワークファイルを保存します。
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■ eXecute

メインメニューで〔X〕を押すと、任意の実行形式ファイルを実行できます。
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Compile で生成した *.com ファイルも実行できます。

■ Dir

メインメニューで〔D〕を押すと、カレントドライブのファイルを表示します。
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表示するファイルにマスクをかけることもできます。

■ Quit

メインメニューで〔Q〕を押すと、Turbo Pascal を終了します。
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■ compiler Options

メインメニューで〔O〕を押すと、コンパイラオプションを表示します。
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▶ compile

次の 3 つのコンパイラオプションは出力を決定するもので、互いに排他となります。

オプション 説明
〔M〕emory 出力先をメモリに指定します (デフォルト)。
〔C〕om-file 出力先をファイルに指定します。*.COM ファイルを生成します。
c〔H〕n-file 出力先をファイルに指定します。*.CHN ファイルを生成します。

Com-file を指定しないと、インタプリタのような実行になります。*.CHN ファイルは Chain() で使われるファイル形式です。

メインメニューから〔O〕〔C〕〔Q〕とやって実行ファイルを吐く設定にして戻るってのをよくやります。

「EXE 形式ファイル?」 CP/M では使えませんし、Turbo Pascal 3.0.x では MS-DOS 版であっても COM 形式ファイルしか出力できません。

▶ command line Parameter: (MS-DOS 版のみ)

コンパイラオプションで〔P〕を押すと、実行時引数を設定する事ができます。
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▶ Find run-time error

コンパイラオプションで〔F〕を押し、実行時エラーが出た場合に表示される PC の値を入力すると、該当するソースコードの位置へジャンプします。
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▶ Quit

コンパイラオプションは〔Q〕を押して抜けられます。メインメニューへ戻ります。

■ (Enter)

メインメニューで何もせずに〔Enter〕を押下すると、メインメニューを再描画します。

おわりに

何も難しいことはないですね。

アンティークソフトとして MS-DOS 版も公開されているので、そちらで練習してみるのもいいかもしれませんね。

See also:


  1. 1.5KB 程節約できます。 

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