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【オープンソース自律移動ロボット】@mobi Open Trial Kit 1.0の組み立て Vol.05

Last updated at Posted at 2025-05-07

目次

記事 概要
01.概要 @mobi Open Trial Kit 1.0とは
02.フレーム組み立て フレーム部分の組み立て
03.車輪取り付け 車輪を本体に取り付けるところまで
04.スイッチとバッテリー スイッチ類(背面パネル)とバッテリー設置まで
05.センサ取り付け IMU、LiDAR、DC-DCコンバータ、端子台取り付けまで <- 本記事はここ
06.完成 モータドライバ、残りの配線、天板取り付けまで(ハードウェア完成)
07.動作確認 ソフトウェアセットアップ、@mobi動作確認まで

組み立て

CAD

前回、ロボットの後方にスイッチ類を取り付けました。
04.back_after.png
今回はIMUやLiDARを取り付けた上で配線作業を進めていきます。今回の完成予想図はこんな感じ。
05.sensor.png

IMU取り付け

まずはIMUを取り付けていきます。今回使用するIMUはWitMostionのHWT901Bです。今回はRS232C版を使用します。
IMG_0491.JPG

取り付ける場所はバッテリー上部の板材です。IMUのX軸がロボットの前方を向くように取り付けます。

IMG_0490.JPG

IMUはPCにUSBで接続することが可能です。この線が長いと感じた場合は切って短くしても大丈夫です。
IMG_0493.JPG

では、実際にねじで取り付けていきます。

IMG_0497.JPG

3箇所、穴があると思うので、ねじM3×8を用いて3箇所固定します。板材にねじ切りがしてあるため、ナットは不要です。
IMG_0498.JPG

これでIMUの取り付けは完了です。

回路図

まず、全体の配線図を示します。この図に従って配線をしていきます。
Circuit.png

端子台の取り付け

今回の配線に使用するのはこちらのコモン端子台TNC10です。一方を24V用、もう一方をGND用に使用します。
IMG_0501.JPG

まず、回路固定用DINレールをロボットに取り付けます。端子台はレール上に取り付けていきます。
05.rail.png

配線時はどの線が何の線かがわかるように印をつけていきます。今回はテプラの熱収縮チューブ版を使って印をつけていきます。下の写真は電源スイッチのLED、スイッチの線です。
IMG_0508.JPG

次は信号線用端子台を取り付けていきます。
IMG_0513.JPG

信号線用端子台は4つ使用しますが、そのうち2つはショートピンを使って短絡させておきます。
IMG_0515.JPG

したがって、こんな感じになります。
IMG_0516.JPG

続いて、実際にレールにコモン端子台を取り付けていきます。
IMG_0517.JPG

カチッと音が鳴るまでレールにはめたら良いのですが、一度取り付けると取り外すのが困難なので、取り付け位置には注意しておいてください。

コモン端子台の横に先ほどの信号線用端子台を4つともレールにはめます。
IMG_0523.JPG

現状を上から見るとこんな感じ。
IMG_0537.JPG

DC-DCコンバータの取り付け

次はDC-DCコンバータを取り付けていきます。写真では代替品の安価なものを使用しています。正規品は溝があるため、DINレールに取り付け出来ます。
IMG_0524.JPG

入力側の被膜を向いて、

IMG_0531.JPG

配線に熱収縮チューブを通してから、Y字圧着端子MS1.25-4SBを圧着します。(私たちは熱収縮チューブと印を兼ねています。)
IMG_0532.JPG

レール上、コモン端子台の隣の、この辺りに配置します。
IMG_0543.JPG

今回は結束バンドを用いてレールに固定します。
IMG_0544.JPG

固定したらこんな感じ。
IMG_0545.JPG

出力側はフェルール端子を使って圧着し、信号線用端子台に接続します。
IMG_0555.JPG

入力側はそれぞれ端子台の+と-に接続します。

IMG_0562.JPG

LiDAR固定

次はLiDARを取り付けていきます。2D版では下記のHokuyo UST20LXを使用します。3D版ではLivox MID360を使います。板金にネジM3x8でLiDARを取り付けます。
IMG_0540.JPG

ロボット前方のアルミフレームに板金を固定します。
ネジはM5x10を使用します。

IMG_0550.JPG

LiDARの電源の配線にはフェルール端子を使用します。LiDARの電源ケーブルは長いので切ってしまいます。使用するのは青色と茶色の線のみです。他の線は絶縁しておきます。
UST20LXは茶色が12V、青色がGNDです。
IMG_0554.JPG

その後、茶色と青色の線は信号線用端子台に接続します。
IMG_0558.JPG

これで、センサ類が取りけられた上に、配線作業が少し進みました!
04.back_after.png

次回はモータドライバの設置や残りの配線作業を進めていきたいと思います!

次回

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