Who are you?
初めまして、ホべニア(ねこずき)と申します。こういう記事を書くのは初めてなので違和感があるところもあるかもしれませんが、そんな記事にわざわざ訪れていただきありがとうございます。Markdown記法チートシートとにらめっこしながら頑張って書きます。
経緯

さて、本題です。もう三か月近くたってしまっていますが、入茶しました。遅れたのは、その時少々気が向かなかったし面倒くさかった忙しかったからと、「入茶記事なんて需要ないだろ」と思っていたからなのですが、ふと先日X上でつぶやいてみたら、
と勢いよく言われてしまいました...というわけで大変恐れ多いですが、需要があるなら!と筆を執ることとしました。といいつつ、一応初投稿なので軽い自己紹介を交えつつ書こうと思います。
冗長な話が苦手な方へ
筆者は昔から文章をだらだらと書く癖があるそうです。というわけで今回は脱線も多くなりそうなので、苦手な方向けと脱線防止用に要約を置いておきます。
要約を表示
- AtCoderを初めて4.5ヶ月くらいで入茶
- AtCoderを始めた時点(中3の三月
受験直前)でLinuxを使ったり、マイクラのmodやツールを作る等のプログラミング(Java, Python)はやっていた(小6~)- 何をとち狂ったのかその時すでに三回ほど挫折していたRustで競プロ界に入り込む
- 数学の知識は数IAが終わらないくらい
- スペックとしては普通の中学では上から数えたほうが早い、地域の高校ではクラスでは下から数えたほうが圧倒的に早い、学年ではどっちもどっち
- アルゴリズム×数学本を途中までやった
- AHCは一切手を出していない
- ADT, 過去問等他は特にほぼ何もしておらず、毎週しっかりABCに参加していたら気づいたらまあまあ安定してC問題が解け茶パフォが取れるようになりなんとなくで入茶してしまった
What kind of person are you?
要約でも書きましたが、
- 小6からJavaを始める
- AtCoder開始までずっとやっていたのではなく、数ヶ月単位の休止期間もあったため実質始めたのは中2のマイクラのmodやツールを作り始めた頃
- ほかにはPythonやJS等でとても軽いAIやWebを作ったり、Linuxのシステムファイルを
777やrmで破壊したりしていた - AtCoder自体は2025年の頭くらいにXのFFさんがちょくちょくポストしてたので知っていたが土曜の夜は毎週塾だったので参戦は叶わず
- 中3の三月(
受験直前)に塾が終わったのでAtCoderにABC394 with Rustで初参戦 - AtCoder参戦時のプログラミング経験はちょうどJavaでGUIプログラミングやスクレイピングを始めたくらい
初期から振り返ってみる
二月初旬~
Atcoderになんの言語で参加しようと考えたが、何をとち狂ったのかもう何度も挫折しているRustで参加することにした。というのも、せっかく何か始めるなら学びがあるものにしたいという思いがあったので。
ABCの環境構築を始める。が、cargo-competeをWindowsに導入しようとして失敗した。結局何やるにしてもどうにもこうにもWindowsではうまくいかなかったので、これも一つの勉強と前からちょくちょく聞いていたWSLというものを入れてみることを決意する。
さらに何をとち狂ったのか(n回目)まったく触れたことがないけどなんかよく便利と聞くDockerも導入してみようとその場のノリで決めた。
というわけでだいぶ構築に苦労したが、WSL + Docker + cargo-competeというよくばり環境を構築した。
ABC初参加!!!(2025/2/22)
デン!!!まあ、目も当てられませんね(当たり前)。AB問題は40分くらいで解けていますがCD問題でTLEを食らっております。まあ最初のコンテストなんてこんなもんなんだろう、という楽観主義的な視点で始まった筆者の競プロ人生でした。
そのあとは平行させているGUIアプリの開発に発狂し、まったくわからないのに導入したDockerを学び、AHCの難さにビビり、Kaggleを登録だけ済まし、MODのISSUEを無視し、学校からプログラミングをするためのRDP環境を構築し、高校生red競プロerに失神し、麻雀で再び発狂するなど多岐にわたる活動を受験勉強をサボりながら進めていきました。
三月下旬~
アルゴリズム×数学本がなぜかKindleに数年前から入っていたようなので(?)始めました。ついでに親に土下座して鉄則本も買ってもらいました (2025/10/20現在この人まだ初めてません!!!) 。
この数アルゴ本が多分一番筆者の入茶に貢献してくれました。数学含め全く何の知識も持ち合わせてなかった筆者が、指数法則や微分積分、漸化式行列、モジュラ逆数などの基本的な数学の知識や計算量というものを知り、DFSやDPなど基本的なアルゴリズムを学び、使えるような土台を築いてくれたのは確実にこの本です。まだ鉄則本など他の書籍を全く読めていないので確実なことは言えませんが、ほんとに初めて競プロに触れるよーって人におすすめです。
四月~
Rustに苦戦しています。Rustを勉強するために始めた競プロとはいえ、Rust独特の所有権周りの解決とか、そもそもデータ構造や標準ライブラリを知らないことが比較的簡単なプログラムがすぐに書けませんでした。
こればかりはもう経験しかないと割り切って恥を忍んでRustつよつよTwittererのffさんに泣きついたり教えてもらったり、QiitaやZennの記事やRedditの質問を読み漁ったり、ABCの他の人の提出を見ながら地道に学んでいきました。
特に、他の人の提出を見るのは強いです。リアルやネット上に競プロができる人がいなくても他人のコードを見ることはできるので手軽です。また、もちろん競プロというのは早さも競うのでコメント等でわかりやすく書いてくれている人は少ないですが、自分でそれを解読するだけでそれなりに力はつきますし、どんな問題でどんなデータ構造を用いて、どのように計算量を削減しているのかを学べたのは非常に大きかったと思います。筆者の場合cargo-competeを使っていたのでテンプレートの参考にしたりもしました。
また、AtCoder公式解説放送ととも弁当片手ににらめっこしてました。もちろんコンテストのページにある解説もわかりやすいので必見ですが、これと人が実際に図で書きながら話して解説してくれるのでは少なくとも筆者は理解度が全く違いました。
また、その場でコードも書いてくれるので「ここそんな書き方ができたのか!」などの気づきも多く得られます。スマホ一つあれば見ることができるので何かの隙間時間やご飯時に見てみるといいかもしれません。
え?そんなクラスメイトと話す絶好の機会である高校の昼食時にまで外から見たら変なことやってるから友人居ないんだって?スゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥアノデスネソレトコレトハマッタクカンケイガナクテイマココデダスベキワダイデハマッタクナクテデスネダイイチチュウショクジニヘンナコトヤッテテモイイジャナイデスカジユウジカンナンダシシカモヘンナコトジャナイレッキトシタベンキョウダシトイウカベツニトモダチイマスシイッカゲツニイッカイクライレンラクヲトルカモシレナイヒトトカトクニネットジョウニハモウサンボンノユビデハカゾエキレナイホドノユウジンg(殴失礼しましたお騒がせしました
五~六月
特にやってることは変わりないですが、このあたりの時期からちょくちょくC問題を解けるようになっていました。
そして...
ABC412(2025/06/28)

ついに初の緑ぱふぉを出せました!!!この日は運よくC問題を一時間以内に通せて、順位を3000台に乗せることができました!
レーティングも391と茶色ボーダーの400まで10を切っていました。これはもう次でいけるだろ!!!と意気込んでいったABC413、
ABC413
意気込みと同時に緑ぱふぉを出せた気の緩みと油断があったのでしょう...レーティングを落としてしまいました。C問題がどうしても解けず入茶を逃してしまいます。
ABC414
そして迎えたABC414、今回もC問題は逃してしまいましたが、AB問題の早解きで無理やり茶ぱふぉをもぎ取り、ギリギリ入茶を果たせました!!!
最後に
筆者があとから見返しても明らかに冗長すぎるこんな記事をここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます、そしてすみません...
こうして振り返ってみると本当に我ながらとち狂ったことをしてるなとも思いますがこれを日常的にやってらっしゃる方もいるようなので僕は正常です(?)
本当に書籍をやった以外ほぼ何もせずなんとなく入茶してしまったので参考にできることは少ないと思いますが、この記事が少しでも茶色になりたい人の助けになれば幸いです!
それでは、よい競プロライフを!
あでもよい子の皆さんは筆者のように受験勉強やテスト勉強をサボって高校に落ちかけたり高校に入ってから順位を爆下げしたりクラスメイトや教員の名前を覚える代わりにアルゴリズムを覚えたりしないでくださいねっ!

