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ibm-watsonx-orchestrate-mcp-serverで利用可能なツール一覧

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Last updated at Posted at 2026-03-19

ibm-watsonx-orchestarte-mcp-serverとは?

ibm-watsonx-orchestrate-mcp-sreverはwatsonx Orchestrateに対して様々な処理を実行可能なToolを提供するMCPサーバーです。IBM Bobをはじめとする様々なIDEからこれらのToolを利用することで効率的なエージェント開発が可能になります。実際にIBM Bobを用いたwatsonx Orchestrateのエージェント開発方法については別途記事にしたいと思いますが、この記事ではまずはMCPサーバーが提供するToolの一覧についてまとめます。

効率的なツールやエージェントの開発

AIエージェントを開発する際に、課題になる大きなポイントが、エージェントが利用するToolの開発です。エージェント自身はローコードでクイックに実装できるケースが多いものの、ToolについてはPythonなどを用いてコーディングが必要になることが多く、開発工数の多くがツール実装に消費されるケースも少なくありません。BobからMCPサーバーを利用することで、ツールの実装やエージェントへの組み込み、サーバーへのインポートなどもすべて自動で行うことが可能になり、大幅に開発工数を削減することが可能です。ツールのテンプレートなどもMCPサーバー経由で取得可能なため、ベスト・プラクティスにのっとった実装が可能になります。

エージェント、ツール開発以外の利用法

今回、新たにchat_with_agentというToolが追加され、IDEからwatsonx Orchestrate上のエージェントを呼び出すことが可能になりました。例えば、Bobとwatsonx Orchestrateを組み合わせることで、エージェントの開発生産性向上以外にも以下のようなメリットが考えられます。

  • Bobからwatsonx Orchestrateの提供する様々なツールやエージェントを活用可能。BoxやSalesforceといったSaaS製品への容易な接続。
  • 全てをローカルで処理するのではなく、管理されたサーバー上で処理することでガバナンスやセキュリティ面でのリスクを低減
  • watsonx Orchestrateの提供するスケジューラ機能などをBobから利用
  • LLMによってローカルで試行錯誤するのではなく、あらかじめフロー化された処理を利用することで、効率的に処理。Bobコインの節約も可能

Tool一覧(Version 2.6.0)

以下は、watsonx Orchestrate ADK MCPサーバー version 2.6.0で利用可能な全ツール一覧です。

📋 目次


エージェント管理

ツール名 説明
list_agents エージェントの一覧を取得
create_or_update_agent エージェントの作成または更新
import_agent エージェントスペックファイルからインポート
remove_agent エージェントの削除
export_agent エージェントのエクスポート
chat_with_agent エージェントとチャット

ツール管理

ツール名 説明
get_tool_template ツールテンプレートの取得
import_tool ツールのインポート(Python/OpenAPI/Flow)
list_tools ツールの一覧表示
remove_tool ツールの削除
export_tool ツールのエクスポート
create_tool Pythonコードからツールを作成

ツールキット(MCP)管理

ツール名 説明
list_toolkits ツールキット(MCPサーバー)の一覧
import_toolkit ツールキットのインポート
remove_toolkit ツールキットの削除
add_toolkit ツールキットの追加
export_toolkit ツールキットのエクスポート

ナレッジベース管理

ツール名 説明
list_knowledge_bases ナレッジベースの一覧
import_knowledge_bases ナレッジベースのインポート
remove_knowledge_base ナレッジベースの削除
check_knowledge_base_status ナレッジベースのステータス確認

接続管理

ツール名 説明
list_connections 接続の一覧
create_connection 接続の作成
remove_connection 接続の削除
import_connection 接続のインポート
configure_connection 接続の設定
set_credentials_connection 接続の認証情報設定
set_identity_provider IDプロバイダーの設定

音声設定管理

ツール名 説明
list_voice_configs 音声設定の一覧
import_voice_config 音声設定のインポート
remove_voice_config 音声設定の削除

モデル管理

ツール名 説明
list_models モデルとモデルポリシーの一覧
import_model モデルのインポート
create_or_update_model モデルの作成または更新
remove_model モデルの削除
import_model_policy モデルポリシーのインポート
create_or_update_model_policy モデルポリシーの作成または更新
remove_model_policy モデルポリシーの削除

チャネル管理

ツール名 説明
list_channel_types サポートされているチャネルタイプの一覧
list_channels チャネルの一覧
create_or_update_channel チャネルの作成または更新
import_channel チャネルのインポート
export_channel チャネルのエクスポート
delete_channel チャネルの削除
get_channel チャネル詳細の取得
generate_webchat_embed Webチャット埋め込みコードの生成

電話設定管理

ツール名 説明
list_phone_channel_types 電話チャネルタイプの一覧
list_phone_configs 電話設定の一覧
create_or_update_phone_config 電話設定の作成または更新
import_phone_config 電話設定のインポート
export_phone_config 電話設定のエクスポート
get_phone_config 電話設定詳細の取得
delete_phone_config 電話設定の削除
attach_agent_to_phone_config エージェントを電話設定に紐付け
detach_agent_from_phone_config エージェントの紐付け解除
list_phone_config_attachments 電話設定の紐付け一覧
add_phone_number 電話番号の追加
list_phone_numbers 電話番号の一覧
update_phone_number 電話番号の更新
delete_phone_number 電話番号の削除

スキル管理

ツール名 説明
fetch_skill バンドルされたスキルの取得
list_available_skills 利用可能なスキルの一覧
fetch_all_skills すべてのスキルの取得

その他

ツール名 説明
check_version MCPサーバーのバージョン確認

まとめ

これらのツールを使用することで、watsonx Orchestrateプラットフォーム上のリソースを包括的に管理できます。
特に今回新たにエージェントとチャットすることが可能なツールが追加されたため、例えばBob上からBoxにアクセスするエージェントに問い合わせをしてファイルを検索するといったユースケースを容易に実現できるようになりました。また、watsonx Orchestrate上のエージェントやツールを活用することで、ローカルで直接CLIを操作させる場合にはガバナンスやセキュリティ面でのリスクを低減させることも可能になります。

  • 合計70以上のツールが利用可能
  • エージェント、ツール、ナレッジベース、接続など、あらゆるリソースの管理が可能
  • MCPプロトコルを通じて、IBM Bob、Claude Desktop、VS Code、Cursorなどの各種IDEから利用可能
  • 管理されたサーバー上で動作させることでセキュリティやガバナンスのリスクを低減
  • IDEからwatsonx Orchestrateの提供する豊富なツールを活用可能

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