はじめに
この度AWS Certified CloudOps Engineer - Associate(SOA-C03)を受験してきましたので、勉強した内容と受験した感想を書いておきます。
※試験内容には言及できないので、本記事では勉強方法や受験した感想が中心となります
前提
- 普段は業務でAWS触ってます
- AWS認定は全て取っています(詳細はこちら)
- MS Azure認定は10個取っています
- Google Cloud認定は13個取っています
AWS Certified CloudOps Engineer - Associateとは
概要
「AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate」とは、「AWS Certified SysOps Administrator - Associate (SOA-C02)」の最新バージョンとして2025年9月30日からスタートした認定試験になります。
SysOpsからCloudOpsで何が変わったかについては以下のブログに記載されています。
以下を見る限りだと、SysOpsよりもAWS(クラウド)での導入・運用・保守の知識、スキルを証明する資格であることを明示的に表現するために変更したように見えました。
クラウド運用の進化と業界用語の変化を反映するため、この認定資格の名称を「AWS Certified CloudOps Engineer – Associate」に変更します。この変更は、AWS におけるワークロードの導入、運用、保守に関する知識とスキルを強調し、この認定資格の関連性と信頼性を高めることを目的としています。
また、試験範囲として以下が追加or強化されたとのことでした。
- コンテナ
- モダンなサービスと機能
- マルチアカウント、マルチリージョンアーキテクチャ
- 自動化とIaaS
AWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト(SOA-C02)とAWS認定CloudOpsエンジニア – アソシエイト(SOA-C03)の主な違いは、SOA-C03ではコンテナが試験範囲に追加されたことです。よりモダンなサービスと機能が追加され、マルチアカウント、マルチリージョンアーキテクチャがさらに重視され、自動化とInfrastructure as Code(IaaS)がさらに強化されました。
対象言語
2025/10/02時点では英語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)が提供されています。
SAAと比べると提供されている言語は少なめです。
試験時間・問題数・料金
試験時間や問題数、料金はSAAなどの他のAssociate試験と同じ内容です。
SOA(C03)
- 試験時間:130分
- 試験問題:65問
- 受験費用:$150
SAA
- 試験時間:130分
- 試験問題:65問
- 受験費用:$150
認定の維持
試験名が変更されましたが、以下に記載されている限りだとC02からC03への自動変更は行われず、試験としては別物として扱われるようです。
AWS認定クラウドオペレーションエンジニア – アソシエイトへの名称変更は、SOA-C03に合格した方にのみ適用されます。AWS認定システムオペレーションアドミニストレーター – アソシエイトを保有している方には、遡及的に変更されることはありません。
名前変更に伴って認定の維持の仕組みについてもブログで説明されています。
文章だと少し分かりづらかったので表にしてみました。(もし認識間違っていたらコメントでご指摘ください)
| 保有資格 | CloudOps取得しない場合 | CloudOps取得した場合 | DevOps取得or更新した場合(CloudOps未取得) | DevOps取得or更新した場合(CloudOps取得済) |
|---|---|---|---|---|
| なし | なし | CloudOpsが有効期限まで有効 | DevOpsが有効期限まで有効 | CloudOps,DevOpsが再認定 |
| SysOpsあり | SysOpsが有効期限まで有効 | SysOps,CloudOpsが有効期限まで有効 | SysOps,DevOpsが再認定 | SysOps,DevOps,CloudOpsが再認定 |
| SysOps,DevOpsあり | SysOps,DevOpsが有効期限まで有効 | SysOps,CloudOps,DevOpsが有効期限まで有効 | SysOps,DevOpsが再認定 | SysOps,CloudOps,DevOpsが再認定 |
上記の表をみた限りだと、SysOpsとDevOpsを既に持っている人はDevOpsを更新し続けていればSysOpsも更新されますが、CloudOpsは取得している扱いにはなりません。(DevOps更新のタイミングでSysOpsの方が継続更新される)
SysOpsとDevOpsを既に持っていて、CloudOpsを取得後にDevOpsを更新した人はSysOps,CloudOps,DevOpsが更新されていきます。(と、理解しました)
学習内容
- 試験ガイドの理解
- 模擬問題で練習
試験ガイドの理解
最初は試験ガイドの理解から行いました。
いつもだったら理解するためにガイドを読んでメモやQiita等にまとめてますが、今回はNotebookLMに読み込ませて音声解説でざっくり聞きつつ、チャットベースで質問しながら理解していきました。

模擬問題で練習
AWS Skill Builderには無料で受講できる模擬試験がありますが、このコ―スの存在を知る前に受験日が来てしまったので、今回は使いませんでした。
その代わりにAWS Documentation MCP Serverを設定しているClaudeに試験ガイドを読み込ませて、模擬試験を作って勉強しました。
当然模擬試験よりは簡単な内容になってしまうところはありますが、その分バリエーションや数をこなすことができたので、サービスの機能の学習にもなって個人的には良かったです。
受験した感想
思ったよりも難しくはなかったですが、予想しなかった出題形式があったりして、解くのには少し時間がかかりました。
ただ、アソシエイトレベルなので、かなり難しいというほどではありませんでした。
受験結果
余談
前回の試験受けたときの経験から、午前中に受験したので19時頃には結果が出るかと思いましたが、今回確認したら20時頃に結果が出ていました。
おわりに
本記事の途中で説明したリンクの記載を見る限りはすぐに取らなくても問題なさそうでしたが、結局いつか取らないといけなくなりそうだなと思ったので、ノリと勢いで最速受験を申込してみました。
また新しい試験や更新試験が出たら最速受験を目指したいと思います。
かなりうっすい記事ですが、この記事がどなたかの参考になれば幸いです。

