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IBM i 7.6 のDFUメニューをIBMのTechZoneで確認してみる。

Last updated at Posted at 2025-05-06

IBM TechZone でIBM i 7.6が既に利用可能でした!(早

TechZoneにアクセス(このあたりから)しまして、IBM i などと右上の虫眼鏡で検索すると、、
image.png

IBM TechZone とは?

愛弟子さんのこちらの記事をどうぞ。
※7.6以外のところは上のリンク記事で事足りると思います:grin:

という事で借りてみましょう。

System environment のところにカーソルあてるとリザーブに進みます。
image.png

下記のような画面で、目的と希望日時を入力。
image.png

リソースサイズも入力
image.png

左下のボタンを押して、結果が validated と出ればリソース空きある事が確認できますので、(ダメだった場合は日時か、要求リソース削減か、借りるDCリージョンを変えてみる)
右下の I agree to IBM Tech zone... というのにチェックして、

image.png

右下のSubmitボタンを押します。
こんな画面に遷移するので、 
image.png

MY RESERVATION ボタンを押して、自分の予約ページに遷移して予約日時が来るまで待ちます。

image.png

予約日時に近づくと

このようなメールが飛んできます。
image.png

先着のメールがプロビジョニングが開始されました、次のメールが環境が利用可能になりました、の案内です。
Environment Name の下、IBM i PowerVM POWER10 LPAR をクリックすると予約環境のページに飛びます。

image.png

image.png

IBM i 7.6 !
E9080 ! リッチだなあ

以下のように接続・ログイン情報も表示されています。
image.png

予約したIBM i 7.6 環境に接続する

ACSにTechZoneのIBM i 7.6を追加する

ACS のシステム構成から 7.6のIPを登録します。私は別途WINDOWSのHOSTSにHOST名(Primary Host Name)も追加してACSもホスト名で登録しました。

その他接続関係は、愛弟子さんの記事を参照ください。
また、今回借用したIBM i 7.6環境へは基本的にはVPN接続が必要なようです。

ACS 5250を起動します。
image.png

IBM i 7.6の初期導入状態デフォルトではMFAがオフなのでサインオン画面はこれまでのものと基本同じですね。各種設定をしてMFAをオンにすると下記のように ADDITIONAL FACTOR というフィールドが追加されます。MFAオンの状態ではここにオーセンティケーターの生成したパスコードを入力します。

image.png

IBM i 7.6 のADTSのサポート変更の発表について再確認

ちょっと寄り道(再確認)になりますが、
IBMが昨年発表したDFUほかADTSの機能変更のレター AD24-0477の主旨は以下のようなものです。

2025 年 4 月 30 日付で、 IBM は、以下のプログラム・リリースの一部の IBM i 機能について、
ライセンス交付を受けた製品の IBM プログラムのご使用条件の下でライセンス交付を受けたサポートを
終了します。 

IBM Rational Development Studio for i Application Development Toolset は、一部のツールを
終了します。 

報告書設計ユーティリティー(RLU)
画面設計機能 (SDA)
ファイル比較および組み合わせユーティリティー (FCMU)
拡張プリンター機能 (APF)
文字作成ユーティリティー (CGU)
データ・ファイル・ユーティリティー (DFU)

プログラム名:
IBM i 7.5, 7.4, 7.3, 7.2
Rational Development Studio for i (5770-WDS) オプション 21

発表レターという性質上、文語調なため直観的に分かりにくいかもしれませんね・・(^^;
IBM i 7.5までについて要点を記載しますと

ADTS(RLU, SDA, FCU, APF, CGU, DFU)のサポートを2025/04/30に終了する。
サポート終了するが、IBM i 7.5以前で導入済みの上記のプログラムを使う事は可能
上記に含まれないSEU, PDMは変更無し。※ただしIBM i 7.6のPDMについては,PDMからOPT.21でSDAを呼び出す機能等が使えなくなる

というところでしょうか。
それでは、IBM i 7.6の機能はどうなるのか?というのがこのレター発表時点では明らかにされていませんでした。(IBM i 7.6がそもそも発表されていないのでしかたなかったのですが)

IBM i 7.6 のDFUを確認する

さて、本題に戻ります。
IBM i 7.6でのDFUほかADTSの機能変更についてはプログラム資料説明書に記載があります。
の記事では、IBM社内テストバージョンの7.6で確認した画面を掲載していますがあらためて、正式出荷版のIBM i 7.6でDFUのメニューを確認してみます。

IBM i 7.6のSTRDFUコマンドでは、OPT.1と5が利用できる
image.png

IBM i 7.6でCHGDTAコマンドを直接実行もできる
image.png

DFUプログラムをこのシステムには復元していないため、動作は別途確認してみようと思いますが記事での検証結果もふまえて、恐らく問題は無いでしょう。

画像で恐縮ですが、ADTSのサポート終了に関してまとめた資料を貼ります。
image.png

IBM i 7.5に7.6を上書き導入するとADTSはどうなる?

冒頭に記載のないサポート終了プログラム群は削除されてしまうのでしょうか?それともAS ISで利用はできるのでしょうか?調べた範囲では見つからないため、実機確認をしてみたいと思います。

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