概要
■ビュー名:QSYS2.USER_INFO
■カテゴリ:セキュリティサービス
■サポート:IBM i 7.2以降
■参照URL(IBM i 7.5):https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.5?topic=services-user-info-view
ユーザー・プロファイルに関する情報を返します。
使用例
直近でサイン・オンに失敗したユーザー・プロファイルをリストします。
SELECT * FROM QSYS2.USER_INFO
WHERE SIGN_ON_ATTEMPTS_NOT_VALID > 0
実行例はこちら
上記で Sign On Attempts Not Validがサイン・オンに失敗した回数です。
例えば、ユーザー GOMA2 は直近2回、サイン・オンに失敗しています。
※このカウントは正常にサイン・オンすると0にリセットされます。
それ以外にも以下のようなセキュリティ情報を取得できます。
STATUS : ENABLED/DISABLED
Password Change Date : パスワード最終変更日
Storage Used : このユーザーの所有オブジェクトのサイズ
Job Description Name : ジョブ記述名
Home Directory : ホームディレクトリ も表示できます。
その他にも・・
User Creator : どのユーザーがこのユーザーを作ったか
Creation Timestamp : 作成日タイムスタンプ
Last Used Timestamp : 最終使用日タイムスタンプ
Days Used Count : このユーザーの使用日数
Authority Collection Active : 権限収集を取得しているか
などなど。
ユーザー・プロファイルの基本的な情報を色々管理・取得できそうです。
User_Info と User_Info_Basic の処理時間をデータとって比較してみた
User_Infoには User_Info_Basicという兄弟ビューもあります。処理時間がかなり異なります。