近年?サポートが開始されたIBM i の仮想シリアルナンバー(VSN)はIBM i を実行しているPowerサーバーのハードウェアシリアル番号とは別に、例えば、別なPowerハードウェアにLPMした際などにIBM i が認識するシリアル番号をそのまま引き継げるソフトウェア的なシリアル番号です。
従来のPOWERハードウェアシリアルの場合は同じ値を返した以下の2つのコマンドはVSNを使用している場合、異なるシリアル番号を返します。(VSNでないハードウェアシリアル番号を使用している場合は同じ値になります。)
シリアル番号を確認する方法① QSYS/QLZARCAPI
このコマンドはハードウェアシリアル番号を返します。IBM i OSのライセンスとしてVSNを使用している場合でもハードウェアのシリアル番号を返します。
CALL PGM(QSYS/QLZARCAPI)
のように実行します。
結果は実行した5250画面上に戻されますので、DSPJOBLOGコマンド等を実行して確認します。

シリアル番号を確認する方法② DSPSYSVAL QSRLNBR
このコマンドはIBM i OSの識別しているシリアル番号を返します。VSNの場合は、仮想シリアル番号を返すので方法①の実行結果と異なる値になります。VSNでない場合は方法①と同じ結果を返します。
DSPSYSVAL QSRLNBR
上記のサンプル画像はVSNでないシステムの結果なので方法①,②で同じ値を返しています。
プログラムで取得したい場合は RTVSYSVAL コマンドで取得
@6onoda さんからのコメントです。ありがとうございます。
仮想シリアルナンバーについてのtipsなど
こちらも @6onoda さんのコメントを引用させていただきます。ありがとうございます。
仮想シリアルナンバーの番号
経験上、仮想シリアルナンバーの場合は「VS」で始まるシリアル番号になるようです。
https://qiita.com/6onoda/items/3dde73d4eac4d0d6be4c
PowerVSで仮想シリアルナンバーを確認する方法
PowerVSの場合、OS側からもメタデータサービスで仮想シリアルナンバーが確認できるようになりました。
https://qiita.com/6onoda/items/dba4cf70efe0b2cf3685
"virtualSerialNumber": {
"serial": "VS02VRQ",
"softwareTier": "P05"
},
