.gitignoreの書き方について簡単に記載します。
.gitignoreの概要
.gitignoreとは、git上にアップしたくないファイルを指定するためのファイルです。
- 容量が大きすぎるファイル
- 毎ビルド差分が出てしまうファイル
- ビルドすれば勝手に生成されるのでgitにアップする必要がないファイル
などは.gitignoreに記載し、gitにアップしないようにすることが推奨されています。
$ git init
で自動的に作成されるわけではなく、開発者自身で作る必要があります。
ファイル名を正しく .gitignore
とすればちゃんと反映されます。
ファイル作成方法の例
$ touch .gitignore # ファイル自体の作成。
$ vi .gitignore # ファイルを編集。
.gitignoreについて知っておくと便利そうなこと
- リポジトリのルート階層ににある必要はない。
- .gitignoreファイルはリポジトリに複数あってよい。
- 有効範囲は.gitignoreがある階層以下全部。(親階層のファイルには無効)
.gitignoreの表記方法
# コメント # `#`で始まる行はコメント。
*.exe # 特定の拡張子(今回は.exe)を含むファイルを指定する。
bin/ # 特定のフォルダ(今回はbin)の中身すべてを指定する。
!needfile.txt # 特定のファイルを指定しない。ignoreしない。
package/**/*.txt # フォルダ内の特定拡張(今回はpackageフォルダ内の.txt拡張子)子を指定する。
.gitignoreの例
自身のiOSプロジェクトで用いてるものの一部を抜粋。
# generally
.DS_Store
*.swp
DerivedData
# ObjC/Swift specific
*.hmap
*.ipa
# Carthage
Carthage/
# Other
*.xccheckout
*.moved-aside
*.xcuserstate
*.xcsmblueprint
補足
.gitignoreに書いたのに反映されない!というときはこちらを参照。
https://qiita.com/fuwamaki/items/3ed021163e50beab7154
参考
https://qiita.com/inabe49/items/16ee3d9d1ce68daa9fff
https://qiita.com/anqooqie/items/110957797b3d5280c44f