概要
AWS試験対策/勉強法第三回の投稿です。
第三回は、AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト資格試験合格の体験談として、第一回で書いたサービス概要、特徴的機能、ユースケースの知識が必要と分類したサービスについてです。
前回以前の合格体験談や試験に対する概略/勉強法は以下の投稿を参照。
試験対策/勉強法概略:試験対策/勉強法の概略や受けてみてのポイントを記載
第一回:試験対策重要サービスを分類
第二回(前半):重要サービスの勉強ポイント(前半)
第二回(後半):重要サービスの勉強ポイント(後半)
対象読者
- AWS初心者から勉強を始めた自分同様、AWSに触れたことがない/または興味があって少し触り始めた。そしてこれから、AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト資格試験を受けようと思っている人
- 資格勉強を始めたけどサービス/機能が多すぎて何から勉強したらいいかわからないという人向け^^;
三回目は、サービス概要がメインとなるのでさらっといきましょう。
Lambda
- Lambdaの特徴は?
- 様々なイベント(トリガ)発生を契機に数ミリ秒でコードを実行する
- コンピューティング時間課金でアイドリング状態のリソースへの支払い不要
試験の範囲外ですが、Lambdaについては以下で詳しくまとめてます。
興味はある方はぜひ(^^)
AWSによるサーバーレスアーキテクチャ - AWS Lambda概要
Glacier
- S3との使い分けは?
- Glacierは、長期間のデータアーカイブ向け
- ユースケースは?
- エンタープライズ情報/メディアアセット(書籍、画像、動画など)/研究および科学データなど大量データのアーカイブ
- 磁気テープの代替
- S3のライフサイクル機能とGlacierへのアーカイブとは?
- 対象オブジェクト、タイムライン、アクションを設定し、S3 -> S3(低速) -> Glacier のように移動する
- 指定日数が経過した場合、Glacierに移行、または削除するなどライフサイクル機能で利用する
- 移行用途での利用は?
- 5GBを超える場合にCLIを利用して移行する
- 100GBを超える場合はマルチパートアップロードを使用する
ElastiCache
- ElastiCacheとは?
- インメモリキャッシングサービス
- データストアサービスの中での位置付けは?
- RDS:リレーショナルデータベース
- DyanmoDB:NoSQLデータベース
- ElastiCache:インメモリキャッシュサービス
- RedShift:データウェアハウスサービス
- ユースケースは?
- RDSインスタンスの前段でシームレスなキャッシング(DBの読み取り性能の向上)
Amazon Redshift
- Amazon Redshiftとは?
- 高速、低価格なペタバイト規模のデータウェアハウス
Snowball
- Snowballとは?
- テラ、数ペタバイトをTPMなどの暗号化を行って安全に素早くAWS内外に転送できる
- 災害対策やコンテンツ配信にも有効
CloudWatch
- CloudWatchとは?
- AWSクラウドリソースとアプリケーションをモニタリング
- CPUやネットワーク使用率、ページロードやクエリ実行時間などのカスタムメトリックスをモニタリング
- インスタンスをモニタリングしてリアルタイムに近いメトリクスに加工する
- メトリックス(標準)はハイバーバイザーレベルでシームレスに収集(CPU、IO、ネットワーク)
- アプリやサーバーが生成したデータをカスタムメトリックスとして収集(Webの読み込み時間、リクエストエラー発生率、同時処理数またはスレッド数)
- 保持期間は?
- 保存期間を超えたデータはどうなるか?必要なデータはどうやって保存しておくか?
- モニタリング間隔?特にEC2は?
- 基本モニタリング(3種類のステータスチェック(OS/インフラストラクチャ/両方)は1分、他は5分間隔)、詳細モニタリング(すべて1分間隔 ただし追加料金が必要)
- アラームとは?アクションとは?
- AutoScalingのスケールアウト/イン、インスタンスの再起動の検知
- Amazon Simple Notification Service(SNS)への通知
CloudTrail
- CloudTrailとは?
- API呼び出しを記録しログファイルを送信するサービス
- 呼び出し履歴により、セキュリティ分析、リソース変更の追跡、コンプライアンス監査を実施することが可能
AWS Config
- AWS Configとは?
- リソースインベントリ設定履歴/リソース設定すべての完全な履歴の確認
- 変更によるリソース全体への影響の確認が可能
Amazon Elastic MapReduce(EMR)
- EMRとは?
- Apache Hadoopフレームワークを利用
- データ集約型タスク(ウェブインデックスの作成、データマイニング、ログファイル分析、科学シミュレーション等)を実行
Amazon Kinesis
- Amazon Kinesisとは?
- ストリーミングデータストリームをリアルタイムで処理/分析する
- Kinesis Streams/Firehoseを使ってデータを取得、Kinesis Analytics、分析ツールで可視化、アラート設定が可能
Amazon Cognito
- Amazon Cognitoとは?
- Twitter等のSNSプロバイダを通じてユーザーを認証する
Amazon Simple Notification Service(SNS)
- SNSとは?
- メッセージング/モバイル通知サービス
- 構成要素は?
- メッセージ:通知するメッセージ
- サブスクライバ:受信者を差し、メール、モバイルプッシュ、HTTP、SMS、 SQS、Lambda等をサポート
- トピック:単一/複数のサブスクライバをまとめたもの
- 注意事項は?
- 順番は保障されない
- 取り消し不可
- メッセージあたりの最大サイズがある
SQS
- SQSとは?
- メッセージキューイングサービス
- 特徴的機能は?
- 可視性タイムアウト可能
- デッドレターキュー
- 注意事項は?
- メッセージ最大サイズあり
- 順序性は保証されない(FIFOが保証されない)
- Pull型
SWF
- マネージド型のタスクコーディネータ
- 厳密に1回限りで順序性が求められる処理に適している(発注/請求のワーフローなど)
- 3つの要素
- ワークフロースターター:ワークフローを開始する
- ディサイダー:ワークフロー中の各処理を調整する
- アクティビティワーカー:ワークフロー中の各処理を実行する
SWF(Amazon Simple Workflow)
- SWFとは?
- タスクコーディネータ
- 厳密に1回限りで順序性が求められる処理に適している(発注/請求のワーフローなど)
- 構成要素は?
- ワークフロースターター/ディサイダー/アクティビティワーカー
まとめ
第三回目はほぼ概要のみになったところもあってさらっと完了です。
次回は最終回予定、サービスの概略だけ押さえると分類した↓のサービスです。
今回よりさらにさらっといくかもです。。。
Elastic Beanstalk/Storage Gateway/Database Migration Service/Server Migration Service/
API Gateway/Direct Connect/CodeCommit/CodeDeploy/CodePipeline/OpsWorks/
Trusted Advisor/Inspector/Device Farm/WorkSpaces
【随時更新】勉強法と試験ノウハウ
試験対策/勉強法概略:試験対策/勉強法の概略や受けてみてのポイントを記載
第一回:試験対策重要サービスを分類
第二回(前半):重要サービスの勉強ポイント(前半)
第二回(後半):重要サービスの勉強ポイント(後半)
第三回:主要サービスの勉強ポイント
第四回:特徴的サービスの勉強ポイント
まとめ回:合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト資格の知識のまとめ