MFA(Multi-Factor Authentication:多要素認証)の設定
- ログイン時に多要素認証を強制するための設定します。
- この設定によりパスワード漏洩のリスクを低減する事ができます。
使用ユーザー
- ルートユーザー
手順
-
AWSにサインインします。
- Eメールアドレスとパスワードを入力してサインインします。
ルートユーザーを使用してコンソールにサインインする
- Eメールアドレスとパスワードを入力してサインインします。
-
『MFAデバイスの管理』画面がでますので、《仮想MFAデバイス》が選択されている状態で《続行》をクリックします。
![image.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F520689%2F33799bd7-f5b8-75c7-27f8-aa027a37cd1b.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=928d062377b5401647a9170ba23a25c1)
- 『仮想MFAデバイスの設定』画面がでますので、画面の指示に従って操作をしていきます。
![image.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F520689%2F175aa023-ea97-f480-5c9f-6a8bccbd34eb.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=d23860641644ac7a82d28b8d1bbc008c)
![image.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F520689%2Fec01bd73-ac9d-ada7-e089-f287802d2018.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=7c7d04d8259a2ee4ce30022b0029394f)
1. 《QRコードの表示》をクリックします。
![image.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F520689%2Fafc379a3-b5f1-d1d6-1ed9-7f47e90d4496.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=0583bec1bd992d1801307aafa5ceecae)
1. QRコードが表示されますのでそのままにします。[^1]
![image.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F520689%2Fcd518cf9-4047-cc74-11ae-63895e103b92.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=6d83ba370535c6bb4b7a29e3413ba450)
1. Microsoft Authenticator アプリを起動し、『アカウント』画面を表示します。[^1]
![image.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F520689%2Fcbdc7af0-eaf3-f564-5aeb-69474971ba59.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=2367efc65eb2c460ead035a2b26a3da3)
1. Android版は、『アカウント』画面の右上の《 ⁝ 》を、iOS版は右上の《+》タップします。[^1]
![image.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F520689%2F33b02300-5c05-4e7c-e5c6-c081c844a69c.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=19b274e9bfc093697da8c92f7783814e)
1. Android版のみ、ドロップダウンの中から《アカウントの追加》をタップします。[^1]
![image.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F520689%2F8c367e6a-df89-6480-a6c9-c69033a226cd.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=c6e641a107fa24b5ac470ac15873c797)
1. 『アカウント追加』画面の《他のアカウント(Google、Facebook など)》をタップします。[^1]
![image.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F520689%2F8fbb2a1e-4394-05c0-04cd-71e8c9ad436f.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=3c4e7f563cee15b2b54af599789eb705)
1. QRコードのスキャンモードに切り替わるので表示してあるQRコードをスキャンし、アカウントを追加します。
1. Microsoft Authenticator アプリにアカウントが追加されており、数字が表示されているのを確認します。
1. 『仮想MFAデバイスの設定』画面の下部のMFAコード1にその数字を入力し、最大30秒待つと数字が切り替わるので、切り替わった数字をMFAコード2に入力します。
![image.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F520689%2Fc83012ff-175f-3bb3-9061-7a63052a2076.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=aaf8fed00fc5f05f39c887b856322b50)
1. 《MFAの割り当て》をクリックします。
1. 登録完了の画面が表示されたら《閉じる》をクリックします。
1. 『セキュリティ認証情報』画面に戻ると登録内容が表示されます。
アクセスキーの削除
アクセスキーは、AWS コマンドラインツール、AWS SDK等を利用する場合に必要になります。
このキーが悪意のある第三者に漏洩した場合に、ルートユーザーの強い権限でAWS コマンドラインツールが利用できてしまいます。
全てのリソースにアクセスできますので漏洩リスクはとても怖いものです。
ですのでAmazonでもルートユーザーは通常使用しない事が推奨されています。
ルートユーザーのアクセスキーを使用する場面もありませんので、リスクとなるキーは事前に削除しましょう。
使用ユーザー
- ルートユーザー
手順
-
AWSにサインインします。
- Eメールアドレスとパスワードを入力してサインインします。
ルートユーザーを使用してコンソールにサインインする
- Eメールアドレスとパスワードを入力してサインインします。
-
アクセスキーが作成されていない事を確認します。(アカウントを作成時にはアクセスキーは作成されていないはずです)
作成されていた場合は、AWS アカウントのルートユーザー のアクセスキーの作成、無効化、削除を参照して削除してください。
参考サイト
- AWS を安全に使うために(IAM のベストプラクティス)
- お使いの AWS アカウントのルートユーザーの仮想 MFA デバイスを有効にする (Console)
- Microsoft Authenticator アプリのヘルプ(Amazon アカウントを追加する)
- AWS アカウントのルートユーザー のアクセスキー管理
- AWS アカウントのルートユーザー のアクセスキーの作成、無効化、削除