前回、juliaをインストールしたあと環境をきれいにしたところ、juliaがちょっとバージョンアップしていた。特に困ったことはないけど再々々度書いてみる。
※Julia1.5.4対応版はこちら
やってみた環境
- Windows 10 Home (64bit) Ver 20H2 (OSビルド19042.746)
- julia v1.5.3 (64bit)
やり方
- juliaがインストール済みの前提(インストーラー版)
- juliaのコンソールを起動(緑字のプロンプト)
-
]
キーを押してパッケージモードへ(青字のプロンプトになる) -
add IJulia
を実行(Cloning~となり、しばらく時間がかかる) - バックスペースでパッケージモードを抜ける(緑字のプロンプト)
-
using IJulia
を実行(Precompilingされる) -
notebook(detached=true)
を実行 - 「install Jupyter via Conda, y/n? [y]:」と聞かれるので
y
を入力 - 関連パッケージがダウンロードとインストールされる。(結構時間がかかるので気長に待つ)
- Jupyterが起動する!「New」のプルダウンにはJulia 1.3.1、Julia 1.4.2、Julia 1.5.3とpython 3が出てくる
juliaからインストールしたcondaはjulia専用(?!)なのでDisk容量がもったいないといえばもったいないけど、面倒なことを考えないでJupyterが使えるようになるのでまずやりたいことをやる!という場合にはいいんではないでしょうか?
ちなみにjuliaからインストールしたcondaでインストールしたパッケージの確認などは次のようにします。
julia> using Conda
Julia> Conda.list() # Condaでインストールしたパッケージ一覧
Julia> Conda.update() # Condaでインストールしたパッケージのアップデート
Julia> Conda.install("package_Name") # Condaで"package_Name"をインストール⇒「conda install -y package_Name」を実行
Julia> Conda.clean() # Condaでインストールされた不要なパッケージの削除
上記のusing Conda
でエラーが出る場合は一回だけ次のようにパッケージを追加する必要があります。
]
キーを押してパッケージモードへ(青字のプロンプトになる)
Julia> add Conda
普段のjupyter起動
念のためですがインストールが終われば次からは下記だけでjupyter Notebookが起動します。
julia> using IJulia
julia> notebook(detached=true)
IJuliaのbuild不要について
@tainakanchu さんがおっしゃっている通り、IJuliaは別途buildは不要でした。
もしかしたら1.5の時からそうだったかも…。