前回、juliaをインストールしたあと環境をきれいにしたところ、juliaがバージョンアップしていた。インストールしたらまた少しだけ前回通りではいかなかったので再々度書いてみる。
※Julia1.5.3対応版はこちら
やってみた環境
- Windows 10 Home (64bit) Ver 1909
- julia v1.5 (64bit)
やり方
- juliaがインストール済みの前提(インストーラー版)
- juliaのコンソールを起動(緑字のプロンプト)
-
]
キーを押してパッケージモードへ(青字のプロンプトになる) -
add IJulia
を実行(Cloning~となり、しばらく時間がかかる) -
build IJulia
を実行(Building~となり、しばらく時間がかかる) - バックスペースでパッケージモードを抜ける(緑字のプロンプト)
-
using IJulia
を実行(Precompilingされる) -
notebook(detached=true)
を実行 - 「install Jupyter via Conda, y/n? [y]:」と聞かれるので
y
を入力 - 関連パッケージがダウンロードとインストールされる。(結構時間がかかるので気長に待つ)
- Jupyterが起動する!「New」のプルダウンにはJulia 1.5.0とpython 3が出てくる
juliaからインストールしたcondaはjulia専用(?!)なのでDisk容量がもったいないといえばもったいないけど、面倒なことを考えないでJupyterが使えるようになるのでまずやりたいことをやる!という場合にはいいんではないでしょうか?
ちなみにjuliaからインストールしたcondaでインストールしたパッケージの確認などは次のようにします。
julia> using Conda
Julia> Conda.list() # Condaでインストールしたパッケージ一覧
Julia> Conda.update() # Condaでインストールしたパッケージのアップデート
Julia> Conda.install("package_Name") # Condaで"package_Name"をインストール⇒「conda install -y package_Name」を実行
上記のusing Conda
でエラーが出る場合は一回だけ次のようにパッケージを追加する必要があります。
]
キーを押してパッケージモードへ(青字のプロンプトになる)
Julia> add Conda
普段のjupyter起動
念のためですがインストールが終われば次からは下記だけでjupyter Notebookが起動します。
julia> using IJulia
julia> notebook(detached=true)