GitLabとSourceTreeを連携させるのに苦労した
会社でGitLabとSourceTree(GitGUI操作ツール)を用いて開発を行っている。趣味でコーディングするにあたり、自宅にもその環境を構築しようとしたが、必要手順が分からず結構手間取った。そのため、GitLabからSoureTreeを連携させるまでに必要な手順を解説する。趣味でもGitとSourceTreeで快適な開発ライフを!
※ここでは、SSH認証で連携する手法を記述する。HTTP認証については触れない
GitLabとSourceTreeを連携させるまでの手順と参考リンク
手順とその参考になるリンクをまとめていく。
1. GitLabアカウント作成
当然、GitLabのアカウントが無ければならない。特に詰まることはないので解説は省略。
2. クライアントPCでSSHキーを生成。GitLabにSSHキーを登録
次に、GitLabからソースをクローンするためのSSHキーを登録する。SSHとは、クライアントPCとWebサーバー側でセキュアに通信を行うための仕組み。Webサーバー上にあるレポジトリとクライアントPCのデータを安全にやり取りするには欠かせない。
参考にさせていただいた記事
- Windows :GitLabにSSHで接続するまでの手順
- Mac:SSH認証キーをGitLabに登録・設定手順 覚書
SSHKEYの発行後、configファイルの作成も忘れずに。
3. SoureTreeをインストール
SoureTreeをインストールする。ここでは、特段詰まることは無いかと。インストール時に、製作元のアトラシアンのGit WebサービスであるBitBuketのアカウントを作らされる。デフォルトの連携アカウントがBit Buketとなるので、後でGitLabに変える。
参考にさせていただいた記事
4. SourceTreeにSSHKEYを登録する
先ほど、GitLabに登録するために作成したSSHを、SourceTree側にも設定する。手順は参考リンクに。SSHキーをすでに作成している場合は、Generateの必要は無く、既に作成したものをLoadする。
参考にさせていただいた記事
SourceTreeでGithubの認証に秘密鍵を使う (Windows)
記事題目に「GitHub」とあるが、GitLabも同一手順で可能。
5. SourceTreeがGitLabにアクセスするためのトークンを発行
次に、SourceTreeがGitLabにアクセスするためのトークンを発行する。これをしないと、GitLabのアカウントをSourceTree上で連携させることができない。手順は参考リンクに。ここで発行したパスワードをSoureTree側に入力する。
参考にさせていただいた記事
[GitLabアカウントをSourceTreeに登録する方法] (https://qiita.com/TakuyaHara/items/0424e188f5073aa362a5)
6.SoureTree上でトークンを用いてGitLabアカウントを登録
上記リンクにも参考がある。
SoureTree上で、GitLabアカウントを登録する。アカウント設定のパスワード入力欄には、4. で発行したGitLabのPersonal Access Tokensを入力する。発行画面を開いたまま行う。ログインに成功すれば、自分のGitLabのプロジェクト、ソースが即座に連携される。
以上、GitLabとSource Tree連携させる手順を紹介した。各手順の詳細は優秀なリンク先を参考されたい。