Raspberry Piの導入方法を記録したい
後で自分で参考にするためにまとめます。主に自分が詰まったところと、その時参考にしたものを重点的に書いていきます。
前提知識
Raspberry Pi: 小型コンピュータの一つで最近たくさん売れてる。OSを導入してから使う。Arduinoよりもスペックが高いが、値段も相応。
Zeroはめっちゃ小さくて安い。
参考文献
他にもたくさん。
4.と5.が特に全体を網羅していて参考になるが、細かいチューニングが必要な時は、その専門のコンテンツを見た方がいい。
用意するもの
参考:LIG INC. ラズベリーパイを始めるためには何が必要なの?【入門グッズ編】
- Raspberry Pi zero本体
- パソコン
- 各種電源コードなど
- SDカード(8GB以上)
- Wifiの子機と言われるもの
などなど。
OSの導入
基礎知識
ラズパイ公式HPに色々な種類のOSが用意されている。
Raspberry専用のOSはRaspbianと呼ばれ、その導入方法は大きく分けて2つ。
- NOOBSを使う方法
- 直接SDカードにRaspbianを書き込む方法(参考文献3を参照)
ここでは1.を採用する。
やり方
NOOBSのうち、LITE版(Raspbianは非同梱、ネットワークから後で取得される)をダウンロード。
解凍ファイル内にある"INSTRUCTIONS-README.txt"に従う。細かい内容はそちらを参照。
セキュリティ
rootのパスワード設定とユーザ追加、piユーザの設定変更をしておかないと、セキュリティ上危険。特に、piユーザという名前は本当なら変更した方が良い(というのも、ユーザ名がバレているから)。
ここで設定したユーザ名などは、SSH接続するときにも必要となるので忘れないようにしておくこと。
RaspberryPiをRaspbianで使う場合の初期設定メモ(ユーザ追加)
ちなみに、Raspbianはデフォルトではsshのサーバがオフになっている(Raspberry Pi Documentation: SSH (SECURE SHELL))。
SSH接続については、SSH接続の項目を参照のこと。
専用のカメラを接続して使う
Under construction
困ったこと
1. ディスプレイが動かない
下記参照
Raspberry PiをVGAモニターに接続して画面出力したときのメモ
Raspberry Pi 解像度設定メモ
ディスプレイの規格に応じて、RPIからの出力を調整する必要があるらしい。そこで、config.txtに記述してあるパラメータを変える必要がある。
全てのパラメータは、ここに定義されている。
特に気をつけるのは、「コネクタの種類がVGA端子なのかHDMI端子なのか」や、「ディスプレイの解像度はいくつ(600✖️800など)なのか」など。
2. 電源ボタンがない
Raspberry Piには電源ボタンが付いていない。従ってUI上で電源を切る必要がある。
ぶち切ったとしても必ずしも問題は生じないが、SDカードのデータが失われることがある。
電源ボタンを用意することもできる。下記参照。
RaspberryPiにシャットダウンスイッチを付ける
3. キーボードがない。
できれば買った方が良い。
解決法は次の通り。
a. 外部PCのシェル(ターミナルorコマンドプロンプト)からSSH接続して制御する。
b. リモートデスクトップ接続して制御する。
a.は、 MacからRaspberry Pi(ラズベリーパイ)にSSHでリモートログインするを参照。
b.は、MacからRaspberry PiにVNCでリモートデスクトップ接続する方法を参照のこと。
b.は便利で、Macのトラックパッドの入力も送ることができる(そりゃそう)。
4. CPUがとても熱くなる
そのままほっておいてはいけません!!
RPI用のヒートシンクもありますが、あまり効果がないよう(参考:Raspberry Pi に熱対策してみる)。
小型のファンを取り付けるとかなり改善されるようです。
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