初めに
初めまして。インフラエンジニアとして働いていますcoffee_cafe と申します。QiitaにAWS認定資格の受験体験記を投稿していましたが、今回は最近取得したLPIC Level1 101の記事を投稿しようと思います。
前回記事
(CLF編):https://qiita.com/coffee_cafe/items/2603d9f658380ab6c3d3
(SAA編):https://qiita.com/coffee_cafe/items/3e5f19405928434e3d4c
(SOA編):https://qiita.com/coffee_cafe/items/63bcb8d8a4ee6ed25249
受験前の状態
実務でLinuxサーバを操作することは無くもないですが、せいぜいgrepコマンドでSyslogを覗いたりする程度。lsやcdなど超基本的なコマンドは知っていますが、Linuxサーバの構築や運用経験はなくほぼ初心者といってもいい状態でした。
勉強期間
約半年ほどチマチマと学習をしていましたが、実質的な学習期間は1か月ほどです。
学習方法
まずは下記の初学者向けテキストを読み、Linuxの基礎から学びました。こちらのテキストは試験範囲から初学者向けにポイントを絞ってコマンドなどを掲載しているので、本誌だけでは合格は難しいと思いますが、Linux素人にも分かりやすく噛み砕いた解説が載っていますので初心者の方はまずはこの本から手を付けることをお勧めします。
つづけて、所謂「あずき本」に手を付けました。掲載されているナレッジが非常に多く、受験後も辞書として使っていけるところは良い点かと思います。ただ、個人的にはどの箇所を覚えればよいのか判別ができず、ポイントを絞った学習ができないと判断し、途中で読むのは頓挫してしまいました・・
Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応
あずき本から切り替えて、最後は以下「白本」ベースで学習をしました。本誌は試験対策に特化しており、実試験の再現性が高い問題が掲載されていました。
Linux教科書 LPIC レベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応
受験結果
スコ720点で合格することができました。
感想
・Lpic Level1 101は予想以上に暗記が必要なコマンドやオプションが多く、世間の評判以上に難易度が高く感じた。
⇒ひたすらコマンドやオプションを覚える必要があるので、私にように単純暗記が苦手な人は苦戦するかもしれない。
・白本からは類題が多数出題された。
⇒試験対策に特化した勉強をするならば、白本オンリーでもいいかも。
⇒体系的に学びたいのであれば、あずき本を辞書代わりにして読むとよいです。
・正規表現やLinuxを操作する上で最低限知っておくべきコマンドが出題されるので、実務でLinuxの運用・構築をする人や今後担当する予定がある人は必ず取得することをお勧めします。