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AWS未経験者がアソシエイト3冠+CLFを取得した話(SOA編)

Last updated at Posted at 2023-03-26

初めに

初めまして。インフラエンジニアとして働いていますcoffee_cafe と申します。QiitaにAWS認定資格の受験体験記を投稿しています。
今回はAWS SysOpsアドミニストレーター(SOA)編です。これからSOAを受験する方の参考になれば幸いです。

前回記事
(CLF編):https://qiita.com/coffee_cafe/items/2603d9f658380ab6c3d3
(SAA編):https://qiita.com/coffee_cafe/items/3e5f19405928434e3d4c

AWSソリューションアーキテクトアソシエイト(SOA)について

WS000003.JPG
画像引用元:AWS公式サイト

SOAはAWS認定資格の1つです。上記図内では左下の「ASSOCIATE」という区分に該当しています。難易度はAWS認定資格の中では中級レベルです。こちらの資格はAWSサービスの運用担当者にスコープを当てた資格となっています。SAAと比較して、CloudWatch・AWS System Maneger・AWS Config・AWS CloudFormation・AWS Organizationといった運用監視ツール、デプロイツール、アカウント管理ツールが中心的に出題されてくるのが特徴的です。
また、EC2/VPC/S3/ELB/等々のAWSのインフラ系サービスのトラブルシューティング問題も出題されます。SAAと出題されるサービス範囲はそこそこ被っていますが、運用管理者向けにより深くニッチな知識が問われる問題作りになっています。
さらにSOAでは”ハンズオン試験(試験ラボ)”が大問2つ分、出題されるのが最大の特徴です。AWSマネージドコンソールからハンズオンした経験も前提条件として求められるので、総じてより実務面に特化した資格となっていると言えるでしょう。

◆追記 2023/3月以降、試験ラボは一時的に廃止されてしまったようです。(2023/7月時点で復活時期未定)
以降の記事は試験ラボ実装時の受験記となる点、ご留意ください。

受験前の状態

CLF、SAAは取得済み。AWSの運用管理経験はなし。SOAは実務よりの資格と聞き、かつハンズオン問題も出題されてるということもあって、実業務経験がないことに不安を感じていました。

勉強期間

約3週間ほど SAA受験直後で知識が定着している中で受験できたので、学習期間を省略することができました。

学習方法

1週間目

CLF、SAA取得時は1週間目をテキスト学習に充てていました。しかし、SOAを受験した当時はまだ市販テキストが未販売だったので、下記youtubeのAWS Japan公式動画「Black Belt」で出題範囲サービスの動画の視聴してサービス仕様の理解を深めました。

【AWS Black Belt Online Seminar】AWS CloudFormation

※2023年3月時点では以下テキストが販売されています。

AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト AWS認定資格試験テキスト

ポケットスタディ AWS認定 SysOps アドミニストレーター アソシエイト

2週間目

SOA特有のハンズオン問題対策に2週目は注力しました。SAA受験時に購入したudemyのハンズオン動画教材に沿って、個人AWSアカウントで出題範囲サービスのハンズオンを行い操作手順を覚えました。

【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

3週間目

AWSの資格学習界隈では有名かと思いますが・・・下記サイトの問題集を購入し問題演習に取り組みました。

Web問題集で学習しよう

受験結果

スコア777点で合格することができました。

感想

・SAAと出題サービス分野は重複しているがトラブルシューティングやデプロイ操作手順観点の問題など、実務でAWSに触れていないと回答が難しい問題が多く出題された。
 →アソシエイト資格の中ではSOAが一番難易度が高いのでは、と感じた。
 →幸い私はインフラエンジニアに従事しているのでトラブルシューティング関連の問題は実務で得た経験を生かしてどうにか回答することができた。
・ハンズオン問題は絶妙な塩梅の難易度だった。2題出題されたが、1題は実務経験がなくとも個人アカウントで操作練習さえすれば苦戦しないレベル。もう1題はやや難だが、部分点は狙える難易度だった。
・点数は振るわなかったが、AWSの監視ツールや運用管理ツール、トラブルシューティング問題などインフラエンジニアが親近感を覚えるサービスや設問が多数出題されるので個人的には学習していて一番楽しかった。
 →特にハンズオン問題は試験会場でAWS管理コンソールを操作して実際に設定を行っていくので、これまで学習した知識をぶつける集大成のような感覚になり、特に楽しみながら回答することができた。

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