概略
ローカル開発環境を順次構築するにあたって環境の設定は全て設定ファイル、または、shell等のスクリプトプログラム(以下、環境構築用ファイル)となっていきます。本章ではそれらファイルを管理するためにGit / GitHubを利用する方法・手順を記載します。
現段階ではまだ環境構築用ファイルは作成していませんが、作成したファイルをすぐにバージョン管理する必要がある為、この段階でGitHubの登録を行い準備しておきます。
下記にWSLとGitHubの関係の俯瞰図を示します。
GitHubでは環境構築用ファイル以外にも通常の開発するプログラムソースも一緒に管理することによって開発者参入時の開発環境の構築や本番環境・検証環境の構築が驚くほど短期間で出来上がるようになります。仮に環境が壊れた場合の再構築もプログラムソースやデータも含めて数回のコマンド発行で可能となるでしょう。
使用した環境
Windows11 Pro Insider Preview
Intel Core i7-8650U
実装RAM 16.0 GB
目次
アーキテクト技術者・構成管理者・リモート開発者のためのローカル開発環境構築ガイド
2. Git / GitHubによる環境ファイル管理
2.1. GitHub登録
2.2. gitインストール・設定
1.5. WSLでのsystemctl設定 < 前 **2. Git / GitHubによる環境ファイル管理** 次 > 2.1. GitHub登録