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【Home Assistant】インストールメモ

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Last updated at Posted at 2026-08-05

はじめに

Proxmox VE上にHome Assistantをインストールする手順メモです。
Home Assistantの導入方法はいくつかありますが、ここではProxmox VE上の仮想マシンの作成から初期設定までを説明します。

Home Assistantとは

Home Assistantはオープンソースで公開されている無償のスマートホームハブアプリケーションで原則無料で利用することが可能で、アドオンなどが世界中で活発に開発されていて、拡張性も高く、様々なスマートホーム家電との連携や複雑なオートメーションなどが実現可能です。
外部アクセスやAlexa連携などを行う場合のネットワーク設定を個人で行うことで無料で環境を構築することが可能ですが、Home Assistant Cloud (Nabu Casa) という有償のクラウドサービスと連携することで複雑な設定手順を踏まずに実現することも可能です。

Home Assistantのインストールには以下のようないくつかの構成が用意されています。

種類 概要
Home Assistant OS (HAOS) 専用にチューニングされたOSが仮想サーバーイメージとして提供されています。【本手順で使用します】
Home Assistant Container Dockerコンテナとして提供されています(アドオン利用制約があるようです)。
Home Assistant Supervised Debianへのインストール用イメージとして提供されています(機能としてはHAOS同等のものが提供されるようです)。
Home Assistant Core 個別にPtyhonインストールを行う形式で提供されています(アドオン利用制約があり、現在は非推奨のようです)。

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前提環境

この手順は、以下の環境を前提としています。
なお、Proxmox VE環境は構築済みであることを前提としています。

項目 バージョン 備考
Proxmox VE 9.22 Proxmox VE環境はすでに構築済みの前提の手順としています。
Home Assistant OS 2026.7.4

事前準備

インストールにあたって以下の事前準備を行ってください。
この手順は、以下の準備が完了していることを前提としています。

  • Home Assistant公式ページから、QCOW形式イメージ(KVM/Proxmox(.qcow2))をダウンロードしてください。
  • Proxmox VE上にダウンロードしたイメージをアップロードしてください(アップロードはProxmox VE自体にSCPなどでアップロードしてください)。

インストール手順

Home Assistant用VM作成


Proxmox VEのWebコンソールのVMを作成を押して、Home Assistant用のVMを作成します。

capture_001.png


仮想マシンの全般を以下のように設定します。
表に記載のない項目は、必要に応じて環境に合わせて設定してください。

capture_002.png

項目 設定値 備考
ノード (任意の設定値) 構築したいノードを選択してください。
VM ID (任意の設定値) ユニークな任意のVM管理用IDを指定してください。
名前 (任意の設定値) "HomeAssistant"などの任意の名称を指定してください。
ブート時に起動 (任意の設定値) Proxmox VE起動時に自動起動させたい場合は有効にしてください。

仮想マシンのOSを以下のように設定します。

capture_003.png

項目 設定値 備考
メディア メディアを使用しない 後にストレージマウントするため、インストールメディアは不要は不要です。
ゲストOS種別 Linux
ゲストOSバージョン 7.x - 2.6 Kernel

仮想マシンのシステムを以下のように設定します。

capture_004.png

項目 設定値 備考
グラフィックカード 既定 デフォルト
マシン q35
BIOS OVMF (UEFI)
EFIディスク追加 有効
EFIストレージ local-lvm
Pre-Enroll keys 無効
SCSIコントローラー VirtIO SCSI single デフォルト
Qemuエージェント 無効 デフォルト
TPM追加 無効 デフォルト

仮想マシンのディスクを以下のように設定します。
初期状態で左パネルに表示されているディスクは削除します。

capture_005.png

項目 設定値 備考
ディスク構成 なし 後にストレージマウントするため、ディスク構成は不要です。

仮想マシンのCPUを以下のように設定します。
表の設定値は最低限の構成です(必要に応じて環境に合わせてサイジングしてください)。

capture_006.png

項目 設定値 備考
ソケット 1
コア 2 公式定義は無いようですが、2コア以上が最低ラインのようです。

仮想マシンのメモリを以下のように設定します。
表の設定値は最低限の構成です(必要に応じて環境に合わせてサイジングしてください)。

capture_007.png

項目 設定値 備考
メモリ(MB) 2048 公式定義は無いようですが、2GB以上が最低ラインのようです。
最小メモリ 2048

仮想マシンのネットワークを以下のように設定します。
表の設定値は初期状態の構成例です(必要に応じて環境に合わせたネットワーク設定を行ってください)。

capture_008.png

項目 設定値 備考
ネットデバイスなし 無効
ブリッジ vmbr0
モデル VirtIO (準仮想化)

確認タブで内容確認を行い、完了ボタンを押して仮想マシンを作成します。

capture_009.png


Home Assistantイメージインポート


対象のProxmox VEノードのシェルで以下コマンドを実行して、あらかじめアップロードしておいたHome Assistant OSのディスクイメージをインポートします。
ディスクイメージのアップロード先、ファイル名は適宜読み替えてください。

qm disk import (作成したVM ID) (アップロードしたイメージファイル) (マウントする論理ボリューム)
qm disk import 2001 haos_ova-18.1.qcow2 local-lvm

capture_010.png
capture_011.png

再度インポートを行いたい場合は、対象サーバーのハードウェア未使用のディスクとしてインポートされたディスクを削除したうえで再度インポートします。

capture_012.png


Home Assistantサーバーとして作成したツリーアイテムを選択して、ハードウェアのなかの未使用のディスクをダブルクリックするか、編集ボタンをクリックします。

capture_013.png


インポート時のログに表示されたディスクイメージを選択します。
論理ボリューム構成をデフォルトから変更している場合は、必要に応じて環境に合わせてディスクイメージを選択してください。
帯域幅タブについては、エンタプライズなどの大量I/Oが発生するわけではないのでデフォルトのままでかまいません。

capture_014.png

項目 設定値 備考
バス/デバイス SCSI / 0 デフォルト
ディスクイメージ local-lvm:vm-2001-disk1 インポートしたディスクイメージ
キャッシュ 既定(キャッシュなし) デフォルト
中止 無効 デフォルト
IO Thread 有効 デフォルト
SSDエミュレート 無効 デフォルト
リードオンリー 無効 デフォルト
バックアップ 無効 デフォルト
複製をスキップ 有効 デフォルト
非同期IO 既定(io_uring) デフォルト

ディスクのマウントが完了するとハードウェアのハードディスクとして認識されます。

capture_015.png


Home Assistant初期セットアップ


開始ボタンをクリックしてHome Assistantを起動します。
このときサーバーアイテムのコンソールを開いておいて、起動状態を確認します。

capture_016.png


Home Assistantが正常に起動して以下の画面になったことを確認します。
コンソール上に表示されているIPv4のアドレスを確認しておきます。
(画像では当方環境依存で193.168.X.Xとなっていますが、通常は192.168.X.X、172.16.X.X、10.X.X.Xのようになります)

capture_017.png


コンソールで確認したIPアドレスでHome AssistantのGUIサービスが起動されています。
以下のようにポート8123でブラウザからアクセスを行い、私のスマートホームを作成を押して、初期セットアップに進みます。

http://(コンソールで確認したIPアドレス):8123/

capture_018.png


Home Assistantを利用する初期ユーザーを作成します。
個人でHome Assistantサーバーを利用する場合はAdministratorなど任意のユーザー名で問題ありません。

capture_019.png


Home Assistantサーバーの設置場所を設定します。
GPS情報などを利用したオートメーションを利用しない場合は特に設定する必要はありません。

capture_020.png


Home Assistantシステム改善のための情報収集設定です。
基本的にはすべて無効で問題ありません。

capture_021.png


Home Assistant側で自動認識したネットワーク上のサービスが表示されます。
初期インストールウィザードはこれで完了です。

capture_022.png


Home Assistantアップデート


Home Assistantのオーバービューページが正常に表示されたことを確認します。
続けてHome Assistantの最新バージョン確認を行うため、左メニューの設定を押します。
(この画面はネットワーク上のデバイスなどで多少表示内容が変わります)

capture_023.png


設定画面内のシステムを選択します。

capture_024.png


設定画面内のアップデートを選択します。

capture_025.png


アップデートが存在する場合は、下の画面のように該当するモジュールを選択します。
アップデートが存在しない場合は利用可能なアップデートはありませんと表示されます。
また、Home Assistantコアモジュール以外に複数表示される場合は、すべてのモジュールをアップデートしてください。

capture_026.png


アップデート対象を選択すると、アップデート用のダイアログが表示されるので、そのままアップデートしてください。
アップデートが完了した後はダイアログを閉じます。

capture_027.png


アップデート対象がなくなると以下のように表示されます。

capture_028.png


すべてのアップデート完了後、設定画面の右上のボタンからHome Assistantを再起動を押します。

capture_029.png


確実にアップデートを適用させるために、その他のオプションからシステムの再起動再起動を実行します。

capture_030.png
capture_031.png


再起動を行い、再度ブラウザでHome AssistantのGUI画面が表示されることを確認して、インストール作業は完了です。

capture_032.png


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