はじめに
SAP Portalのコンテンツ管理について
SAPFioriLaunchPadのロール設定を行う(1)
SAPFioriLaunchPadのロール設定を行う(2)
以前これらの記事を書いておりましたが、SAP Cloud PlatfromからSAP BTPに変わりましたのでSAP BTP環境での作業手順を、以下の目次に沿ってまとめていきたいと思います。
目次
- SAP Business Application StudioでFioriアプリを作成、deployを行う
- Launchpad Serviceの作成
- Launchpad ServiceからBTPに公開したFioriアプリにアクセスする
本記事では「1. SAP Business Application StudioでFioriアプリを作成、deployを行う」について記載していきます。
SAP Business Application StudioでFioriアプリを作成、deployを行う
SAP Business Application Studio(BAS)の初期セットアップ
【SAPCP CF】Business Application Studioの使い方
こちらの記事を参考に、Dev Spaceを作成します。
今回は「Full Stack Cloud Application」を選択しました。
SAPUI5プロジェクトの作成
CloudFoundry向けのSAPUI5プロジェクトを作成します。
作成したDev Spaceに入り、上のメニューから「View」>「Find Command」を選択します。
「generator」で検索をかけ、「Fiori:Open CF Application Router Generator」を選択します。
以下の画面が開きますので、項目を入力し「Finish」を押下してプロジェクトを作成します
作成したプロジェクトを開く
上記手順で作成したプロジェクトを開きます。
画面上のメニューから「File」>「Open Worksrace」を選択します。
上記手順で作成したプロジェクトを選択し、「Open」を押下するとプロジェクトが開きます。
HTML5モジュールの追加
プロジェクトにHTML5モジュールを追加します。
今回はサンプルなので簡単なモジュールで行います。
「SAP Fiori application」を選択します。
今回は特にデータを使用しないので、「None」を選択します。
プロジェクトのBuildとDeploy
【SAPCP CF】Business Application Studioの使い方
こちらの記事を参考に、プロジェクトのビルドとデプロイを行います。
デプロイが完了後、サブアカウントのInstances and Subscriptionsを確認すると3つほどインスタンスが作成されています。
プロジェクトの作成はここまでです。
次回はLaunchpad Serviceの作成、およびLaunchpad ServiceからBTPに公開したFioriアプリにアクセスする手順についてまとめたいと思います。