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【SAPCP CF】Business Application Studioの使い方

Last updated at Posted at 2020-12-02

目的

CloudFoundry環境でのアプリケーション開発を
WebIDEからBusiness Application Studio(BAS)に移行するにあたって
基本的な使い方の記載します。

本投稿でのターゲットはCloudFoundry環境にデプロイするFioriアプリケーション(SAP UI5)です。
Fiori Elementsではなくスクラッチを想定します。

※内容としては下記チュートリアルとほぼ同一です
 Develop Your First SAPUI5 Web App with SAP Business Application Studio

初期セットアップ

Dev Spaceの作成

BASへ初めてアクセスした場合、Dev Space(WebIDEのWorkSpaceのようなもの?)が存在しないため、
「Create Dev Space」を押下して新規作成する必要があります。
image.png

今回は「Fiori Freestyle Tools」を利用してHTML5モジュールを作成するため、SAP Fioriを選択します。
image.png

任意の名称を入力して「Create Dev Space」を押下します。
「Running」になったらDev Space名称を押下します。
image.png

プロジェクトの新規作成

SAPUI5プロジェクトの作成(CloudFoundry)

CloudFoundry向けのSAPUI5プロジェクトを作成します。
 ※MTAプロジェクト+HTML5モジュール

Dev Spaceに入ってIDEらしい画面に遷移できたら「Create project from template」を押下します。
image.png

Templateの選択画面で「SAP Fiori Freestyle Project」を選択します。
image.png

ターゲットとなる環境を選ぶコンボボックスで「Cloud Foundry」を選択し、
SAPUI5 Applicationを選択します。
 ※※ABAPを選ぶとMTAにならず、ABAPリポジトリ向けのプロジェクトが生成される?
image.png

次画面ではProject Nameを入力します。
こちらの指定値はMTAプロジェクトのプロジェクト名となります。
image.png

Runtimeには「Standalone Approuter」を指定しました。
※※要確認※※
 「Standalone Approuter」のほかに「Approuter Managed by SAP Cloud Platform」が存在する
  ・「Standalone Approuter」ではApprouterのNode.jsフォルダが作成される ← WebIDEで作成されるプロジェクトと同様
  ・「Approuter Managed by SAP Cloud Platform」ではApprouterは作成されない
   mta.yamlにHTML5のhtml_repo_host・ui_deployerは存在する
   デプロイするとxxx-html5-app-host-serviceというインスタンスを作成する→ApprouterにBindする等で参照できる?
 
image.png

・HTML5モジュール名称
・SAPUI5のNamespace
を指定します。
image.pngimage.png

Viewファイル名を指定します。
image.png

HTML5モジュールを持ったMTAプロジェクトが作成されました。
image.png

プロジェクトのデプロイ

mta.yamlファイルを右クリック -> Build MTAを選択します。
image.png

Buildが完了するとmta_archives/xxxx_0.0.1.mtar ファイルが生成されます。
これをまた右クリック -> Deploy MTA Archiveを押下します。
image.png

コンソールでDeploy完了メッセージが出たら成功です。

デプロイ後の確認方法等はこちらと同様です。

プロジェクトのデバッグ

デバッガの使用

BAS上でSAPUI5のテスト実行からデバッグを行います。
左側のメニューからRun Configrationsを開き、設定を新規作成します。
image.png

上記赤枠の+ボタンを押すと画面上部にポップアップが出てくるので、
動かしたいアプリケーションを選択します。
(出てくるまでちょっと待ちます。。)
image.png

その後出てくるポップアップでは下記の通り選択します。
image.png

Runの設定ができました。
image.png
カーソルを合わせると実行できます。
image.png

実行すると右下のほうにボタンが出てくるので押下します。
image.png

別タブで結果が表示されました。
image.png

※※要確認※※
 ・WebIDEのようにCF環境のApplicationにテスト用のインスタンスを立てていない
  → CF環境のリソースを個人ごとに使用しない?

 ・Viewファイルを変更→Runしても画面に反映されない
  MTAのBuildをしないと変更が反映されない?

index.htmlのプレビュー

変更内容をすぐ見たい場合はこちらのほうが便利でした。
index.htmlを選択して右クリック → Open With → Previewを押下します。
image.png

エディタ上で画面の表示を確認できます。
image.png

おわりに

Business Application Studioについてはまだ理解できていない部分が多いので、
継続して調査、追記します。

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