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SAPFioriLaunchPadのロール設定を行う(2)

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前回の記事はこちら:SAPFioriLaunchPadのロール設定を行う(1)

5. ロールの追加

ロールを追加し、カタログとグループを紐付けます。

Cockpitのメニューからコンテンツ管理→ロールを押下します。
+を押下します。
プロパティタブの一般→カタログ名とロールIDを入力します。
05_01.png

カタログタブを選択→+を押下します。
カタログ選択ウィンドウが立ち上がるので、任意のカタログにチェックして選択を押下します。
今回はcatlog1を選択しました。
05_02.png

グループタブを選択→+を押下します。
グループ選択ウィンドウが立ち上がるので、任意のグループにチェックして選択を押下します。
今回はgroup1,group2を選択しました。
05_03.png

保存を押下します。
赤エラーが出ているのでプロパティタブを確認すると、SAP Cloud Paltformのサブアカウントに一致するロールがないことが原因のようです。
一致するロールを登録してください。のリンクを押下するとSAP Cloud Paltformのサブアカウントにロールが登録され、エラーが解消されます。
05_04.png
05_05.png

上記の要領でcatalog2,group1,group2を割り当てたロールも作成します。
05_06.png

今の段階のサイトを確認してみます。
画面右上の地球儀のアイコンを押下します。
サイトの公開ウィンドウが立ち上がるので、公開して開くを押下すると別窓でサイトが立ち上がります。
05_07.png

今は確認しているユーザに管理者のロールが割り当たっているため、全てのタイルが確認できます。
※最初に開いた際、group1とgroup2の表示順が反対になっていたためコンテンツ管理→グループで順番を入れ替えました。
05_08.png

6. ロールとユーザの紐付け

作成したロールにユーザを紐付けます。

SAP CloudPlatformのCockpitを再度開きます。
Configure Portalを押下します。
06_01.png

メニューからRolesを押下します。
ロールの一覧が表示され、先程PortalのCockpitから作成したロールが追加されていることが確認できます。
06_02.png

管理者のロールの割り当てを解除するため、TENANT_ADMINを選択します。
画面下部の解除したいユーザIDの行にあるUnassignを押下します。
確認のダイアログが表示されるのでOKを押下すると、管理者のロールの割り当てが解除されます。
06_03.png
06_04.png

作成したロールにユーザを割り当てます。
roleAを選択し、Assignを押下します。
ユーザID入力ウィンドウが立ち上がるので、ユーザIDを入力しAssignを押下します。
06_05.png
06_06.png

roleAに入力したユーザIDが登録されました。
06_07.png

サイトで確認してみます。
画面右上のユーザアイコンを押下し、サインアウトを選択の上再度ログインをします。
06_08.png

再度ログインを行うと、5.で設定した通りロールA(roleA)に紐づくcatlog1,group1,group2に登録されているアプリのみが表示されます。
06_09.png

上記の要領でロールB(roleB)にユーザIDを割り当て直すと、同様にロールB(roleB)に紐づくcatalog2,group1,group2に登録されているアプリのみが表示されます。
06_10.png

最後に

以上の内容でSAP Portalのコンテンツ管理のグループ・カタログ・ロールの設定と、ロールとユーザの紐付けを行うことができました。
SAP Fiori Launchpadの作成時に参考になればと思います。

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