昔、上司に言われた言葉
誰だって「できるだけいい仕事をしたい」と考えています。
その人なりに一生懸命コードを書いてプルリクエストを作っています。
あなたが放つ言葉は、周りの人間の心に影響を与えます。
相手のモチベーションを下げることも上げることもできます。
我々は互いに「環境」なんです。
誰かにとっての良い環境であってください。
フィードバックには信頼関係が大事
その上司は、コードレビューをする際に
以下のようなことを心がけているようです。
- 「ここを直してください」の前に「ここ、よく考えられてますね」を伝える
- できていない部分だけにフォーカスしない
- 「一緒に良いものを作っていこう」という気持ちでフィードバックする
でも、急にそんなポジティブ人間になれない
そこで、ChatGPTの力を借ります。
- ネガティブなフィードバックを、ポジティブに言い換える
- 良いところを見つけて、褒める
- 冷たい敬語ではなく、はんなりとした京風の優しい言葉遣いにする
↑こうすればきっと・・・
冷たく厳しいフィードバックも、ハートウォーミングなものに変換されるはずです!
やってみた
原文
はんなり変換後
喩えが秀逸
「1つのメソッドがたくさんの責務を負っている状態」を
「野球の全ポジションを一人でこなす天才プレーヤー」に喩えています。
それによって、見事に「褒め」に昇華されています。
さすが、大量のテキストを学習したAIですね・・・!
その2
原文
はんなり変換後
褒めポイントを見つける天才
「テストをしない」というネガティブな行為を「冒険家」と捉える。
そして、直接的に伝えるのでなく、少し遠回しに伝える。
コミュニケーションの勉強になります。
その3
原文
はんなり変換後
困難を楽しむ
どんなにネガティブな状況にも、何かしらポジティブな面があります。
ChatGPTは、それを教えてくれますね。
その4
原文
はんなり変換後
見方を変えて「素敵」と捉える
「もしかして、自然界から学びはったんどすか?」
強烈なまでの破壊力です。
その5
原文
はんなり変換後
ときには率直に
あまり周りくどい言い回しばかりだと、嫌味になりかねません。
素直に「心配」だと伝えるのも良いでしょう。
実践してみた結果
争いが起こりました。