📺 「Claude Code でいろいろ作ってみた」シリーズ 第3回
ターミナルで動く AI「Claude Code」に、ふだんの作業道具を日本語で頼んで作ってもらう記録です。今回は サムネイル画像を自動で作る 編。
第1回で動画を、第2回で台本を自動にしました。今回は動画の「顔」になるサムネイル画像を自動で作ります。
サムネイルって、実はすごく大事
YouTube で動画が見られるかどうかは、サムネイル(一覧に出る表紙画像)でほぼ決まると言われます。どんなに中身がよくても、表紙が地味だとそもそもクリックされません。
でも、この表紙作りがまた悩ましいんです。
- どんな文字(キャッチコピー)を入れれば目を引くのか分からない
- 何案も作って見比べるのが面倒
- 画像編集ソフトの操作も手間
「中身を作るより表紙で消耗する」みたいなことが起きがちです。ここを丸ごと自動にします。
作ったもの:コマンド1つで表紙が完成
完成形はこうです。
python -m src.main --thumbnail-auto
これを実行すると、AI が次のことを全部いっぺんにやってくれます。
- 台本を読んで、クリックされやすいキャッチコピーを何案も考える
- その中から良さそうな案を自動で選ぶ
- 選んだ文字を、ずんだもんたちの立ち絵と組み合わせて1枚の表紙画像に仕上げる
できあがった画像は output/thumbnail.png として出てきます。文字を考えるところから画像にするところまで、人の手はゼロです。
からくり:AI が「コピーライター」になる
ポイントは、AI が台本の中身を読んでからコピーを考えているところです。
たとえば SEO の解説動画なら、「SEOって結局なに?」「知らないと損するSEO」みたいに、思わずクリックしたくなる言い回しを AI が複数考えます。人間のコピーライターが何案も出して見比べるのと同じことを、一瞬でやってくれるイメージです。
そして「どれが一番目を引くか」もある程度 AI が判断して、自動で1つに決めてくれます。あとはその文字を立ち絵と合成するだけ、というわけです。
「自動で1枚」と「じっくり選ぶ」を使い分け
毎回おまかせで1枚出すのが --thumbnail-auto ですが、「もっとこだわりたい」ときのために、複数案を並べて見比べるやり方も用意しました。
python -m src.main --thumbnail-loop
こちらは、文字・デザイン・キャラの表情・配置を変えた 5案 をまとめて作ってくれます。並べて見て、気に入った番号を本番に採用する、という流れです。
- とりあえず1枚ほしい →
--thumbnail-auto - 何案か見比べて選びたい →
--thumbnail-loop
おまかせと吟味、その日の気分で選べます。
つまずきやすいところ
- コピーの好みは伝えておくと寄る:「あおり強め」「やさしめ」など方向性をメモに書いておくと、AI のコピーがそっちに寄ります。
- 立ち絵が必要:表紙にはキャラのイラスト(立ち絵)を使うので、それが置いてある前提です。
-
最後は自分の目で:AI が選んだ案がいつもベストとは限らないので、気になるときは
--thumbnail-loopで見比べると安心です。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| やったこと | 台本 → キャッチコピーをAIが複数案 → 自動採用 → 表紙画像に合成 |
| コマンド(おまかせ) | python -m src.main --thumbnail-auto |
| コマンド(見比べ) |
python -m src.main --thumbnail-loop(5案を生成) |
| ポイント | AI が台本を読んで「コピーライター」として文言を考える |
これで「台本 → 動画 → 表紙」までが自動になりました。次の第4回は、動画の**説明書き(タイトル・概要欄・字幕)**をまとめて作る話です。