Atlassian Community Event(ACE)の紹介
ACEとは
Atlassianのブランディング戦略によりRenameされた
Atlassianのコミュニティサポートプログラム
世界のコミュニティをすべて見られるようになっている
https://ace.atlassian.com
Vision
Connect Globally, Meet Locally
コミュニティで盛り上がりを見せているのは、ナイロビらしい!
Tokyo Atlassian Community Event
運営方針
”Atlassian製品利用現場、及びソフトウェア開発現場の助け合い、ネットワークの構築、拡大”
ACE Tokyoが解決したい課題
- ツールの使い方をとことん共有し、利用者全体の日々の作業効率をあげる
- ツール管理者の孤独な戦いの脱却
- 先人の知恵の共有
- AtlassianはもちろんDevOps、チームビルディングなどの発信の場の提供
イベント
Tokyo Atlassian Community Meetup という名称で開催していく
各種リソース
- Twitter #ACEJ
- Facebook ACE Tokyoのグループ
- Youtube
今回のイベントページ
イベントのまとめページ
〜あとで載せる〜
全体通しての感想
- Sessionより
- Advent Calendar のラップアップは、書いている人にとっても、うれしい
- サーバからクラウドへの移行ツールがAppsで提供されるとは!
- デモンストレーションが見られて、使い方が想像できた
- Team Health Monitor のワークショップ。お酒飲みながら、ってのが楽しかったな。
- 懇親会
- ワークショップの流れがあったのか、最初から熱量が高まっていた気がします
- 21:40の締めの時間になっても、なかなか人が帰らなかったあたり、盛り上がりを感じます
- 懇親会の時間がもっと長くてもいいなぁ
セッション毎のメモ
あくまで個人で記録したメモなので、情報の正しさは保証しません。ご了承ください。
Session1
タイトル 2019 Adevent Calendar Wrap up
登壇者 Kunihiro Takahashi @ACE Tokyo Leader
2019/12に実施したAtlassian Advent Calendarで25のTipsが生まれました。 どういったTipsがあったかなどWrap Upをします。
講演資料
〜公開されたら載せる〜
カレンダー記事へのリンク集
セッションの目的
集まった25個のTipsを、せっかくだから生かしたい
Advent Calendar とは
数年前からIT系のTipsを投稿するムーブメントが起きている
主な掲載媒体
Qiita
Adventar
企業ブログ
Atlassianのアドベントカレンダーは、2015年から、Qiitaで残っている。
https://qiita.com/advent-calendar/2015/atlassian
https://qiita.com/advent-calendar/2016/augtokyo
https://qiita.com/advent-calendar/2017/augj
https://qiita.com/advent-calendar/2018/augj
https://qiita.com/advent-calendar/2019/atlassian
私の感想・心に残ったこと
集まったTipsを生かしたいと、ACEリーダーが思っていること。
自分も3年連続で記事を書いているので、カレンダー自体が取り上げられることは嬉しい。
おまけ・私の書いた記事w
2017年
既存組織へのJIRA・Confluence・HipChatの導入のポイント
2018年
JIRAウォッチノウハウ:ポップアップでスマートウォッチング
2019年
Atlassian Summit の歩き方・眺め方
Session2
タイトル Atlassian Cloud Migration Managerが教えるオンプレからCloudへの世界標準の最新移行方法
登壇者 Jason Wong @Atlassian
プリンシパルプロダクトマネージャー
もっとオープンに、生産的に、最新技術をより早く使えるように、90%以上の新規顧客がクラウドを選択しています。クラウドの新しい機能と移行する方法について紹介します。特に今開発中のJira Cloud Migration Assistantというクラウドへ移行するアプリについての開発とデモを行います。
講演資料
〜共有がされれば載せる〜
私の感想・心に残ったこと
Atlassianは、今後、Cloudで最高のユーザ体験をもたらしてくれる
私の所属組織ではサーバ版を使っているのだが…
CloudはFree版があるので、それを使って、どんな体験ができるのか知っていきたい。
クラウドへ移行する理由
製品の歴史
Jiraはサーバー版から生まれた
セキュリティや運用の要望からクラウド製品が生まれた
同じコードベースでサーバ版・クラウド版の両方に同じ機能を発信していた
ただ、それでは、最適化できなかった
コードをサーバとクラウドで分離した
2016年〜2017年で移行
2018年 クラウド版の独自機能のリリースが始まった
(最近のAUG#36でも、Cloudへの移行に関するAtlassian社員の方の講演がありましたね)
https://qiita.com/Terurin/items/70108ced625b402759f3
にメモを残しています。ご参考まで。
>メッセージ
「将来的に、
Cloud製品が最高のユーザ体験をもたらすことをお約束します」
Cloudのメリット
- アジリティ向上
- 素早く動く
- 新インスタンスに拡大
- 生産性向上
- 製品のメンテンナスの手間から開放される
- ツールの将来性
Cloudの将来性
Cloud版のユーザ数:以前は1,000名。それが10,000名に拡大!
パフォーマンスと安定性が担保されている
私達のミッションの直接貢献していない、バージョンアップなどの作業を評価するのが難しい
他のCloudサービスとの連携機能が優れている
セキュリティ:Atlassian Accessの機能
https://www.atlassian.com/ja/software/access
NextGen Project:Admin権限をユーザに一部開放。ユーザ側でのカスタマイズの範囲が増えた。
プラットフォームロードマップを公開している
Cloudへの移行方法
Server版:製品バージョンアップが必要。。。
Cloud版:製品が勝手にやってくれる。
移行は、単にデータを移行することではなく、
組織全体を移行することである
Migration Center
https://www.atlassian.com/ja/cloud-migration
Cloud Migrationの中で大切だったのは、コミュニケーションだった!
移行アプリ
サーバ版のAppsとして提供される
(講演の中でデモンストレーションあり)
移行に求めたこと
ビジネス継続性を最大化するクラウドの迅速かつ確実な移行体験の実現。
継続性!止まることは許されないケースもある。
・高い柔軟性
・使いやすいUI
・必要なものだけ引っ越す
Jira Cloud Migration の製品について
従来の移行のやり方
→バックアップ&復元
設定も含め一括で移行する。
巨大インスタンスは時間がかかりすぎる
Appsのデータは移行できない
→CSV
設定は移行できない
1,000チケット単位まで
Appsのデータは移行できない
つまり、どちらも、速やかに移行するのは難しかった
Jira Cloud Migrationの移行アプリではどうなるのか
まずはユーザグループとユーザを移行する
次にプロジェクトを移行する
★この時点で、ログイン可能になる
添付ファイルはバックグラウンドで移行を進める
共有されているスキーム設定の移行
プロジェクトX,Y,Zで共有されているワークフローAがあった
X,Yは移行済み
後でZを移行する
こんな場合も、ワークフローAにマッピングされるようになっている
Appsの提供時期について
3月に、EAP版
その後、Marcketplaceに出ていく
インストール済みのAppsの移行はどうなるか?
対象のアプリが、Cloudにあるかどうか、表示してくれる。
Appsベンダーのハッカソンを開催。Cloudに対応していないAppsも、対応されていくかも!?
Q&Aコーナー
Cloud移行はどれぐらい動いている?
徐々に動き出している感じ
一番大人数の移行の実績は?
5,000ユーザが利用しているJiraを移行した
Jiraの大規模インスタンスで、Cloudへ移行するためにスケールアップする必要があるか?
Confluenceの場合は、スケールアップが必要だった
Jiraの場合は、新しく作ったAPI方式での移行なのでタイムアウトしない
なので、スケールアップする必要は無さそう
今後、Cloudで、従来型のクラシックプロジェクトやConfluenceの従来版は残るのか?
Jiraのクラシックプロジェクトは、今後も長く存在すると思われる
JiraCloudのNextGenが想定している使われ方。JiraのAdminナレッジを持っている人はあまりいない。管理を委譲しても困る、というようなことはないだろうか?
NextGenが好まれない場合もある。
サーバ版の追加機能ということで考えてもらえれば、と。
Session3
タイトル 体感!アトラシアン流チームビルディング “Atlassian Team Playbook”
登壇者 Dom Price @Atlassian
ワークフューチャリスト
健全でハイパフォーマンスなチームを構築するための活動(チームプレイ)集 “Atlassan Team Playbook”の紹介と、そのエッセンスを体感できる簡単なアクティビティを実施予定。
講演資料
〜共有がされれば載せる〜
私の感想・心に残ったこと
ドミニクさんの、あらゆる国やチームでファシリテーションをしてきた経験上、「共通認識」が最も重要だ、というお話は心に残りました。
ドミニクさんの立ち振る舞いや雰囲気が、ワークをするにあたってワクワクさせてくれる。そういう場への影響の与え方って大切だな、と思いました。
TeamPlayBook
https://www.atlassian.com/ja/team-playbook
ドミニクさんは、人間ドックと読んでいる
どうやって病気を見つける?
今日は、一つのやり方を体験してもらう
Atlassianはツールを売っているベンダーではあるが
アジャイルになるには、カルチャーも変えなければならない。
適切なツール
適切な人
適切な実践
→素晴らしい成果
Atlassianの中で生まれた
Atlassianのメンバも、最初は小さかった。
6年前、社員が増えてきて、このような取り組みが始まった。
3年前、世の中にリリースした
最初は社内用だった
3年前は、社内用、社外用、でリリースしていた。
今は、その区別をなくして、全て社外用として公開している。
コンテンツ
Health Monitors、Plays
・Plays:正しくやっているかな?薬になるもの。
→みんな正しくやってるのになんでうまく行かない?チェックが必要だ。
・Health Monitorsが生まれた。
チームのタイプが3つあった。それぞれのヘルスモニターを作った。
だれでもアクセスして、ヘルスモニターを実施することができる。
体験してみよう!!
参加者同士でワークショップ♪
会社でやるときに大切なこと
安心してオープンに発言・表現できること
上司がいるからすべて◎!みたいな状態はだめ。
セーフティーネットがあることが重要。
考えすぎない
膿を早くだそう
全部グリーン、なんてありえない
毎週、治す場所を見つけて治していこう、というような動き方が良い
変化を計測しよう。徐々に緑が増えていけばよい。
自分の答えを信じる
チームをマネージするリーダーの場合は、チームの声を聞く
状態をわかったら、Playをしてより良くしていくことが大切
Q&Aコーナー
★ドミニクさんがファシリテーターとして気をつけていること
いろんなサイズ、歴史、国でやってきた
一番重要視しているのは、「共通理解」だ。
仕事で何をするか、は語れる。
一方、なんでこの仕事をするのか
これを理解することで、パフォーマンスがとても良くなる。
ここに軸を据えて取り組むのがよい。
継続して改善しているか計測したい。ヘルスモニターを使って数値化することはできるか?
スコアリングする仕組みにはなっていない。
じゃあ、どうしているか。
それぞれのスプリントで、どんな状態になっているか。
長い期間を通して改善しているかを、継続している。
チームビルディングを信じていない人たちを相手に、どうやって広めていく?
トップダウンで命令でやると、成功しない。
1つのチームでやる。そこから始める。
うまく行ったら、広める。
Topから、仲良く・効率よく・などと言われるのは機能しないよね。
ボトムアップだ!
機能しているチームを目立たせるには?カンバンボードを見える化するとか。だと、Atlassianツールは効果的なのか?
Playにツールは必要ない。
うまくいったらConfluenceに記録していけばよい。
以上でございます。