19
22

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Salesforce認定アドミニストレーター公式模擬問題を私なりに翻訳&解説してみた(問題71~問題80)

Last updated at Posted at 2021-11-12

こんにちは。
Salesforce認定アドミニストレーターの問題が公式的に英語で確認できることはご存じでしょうか?
https://developer.salesforce.com/files/ti/thi/THI-000393/administratorpracticetest.html

今回はこの中から10問をピックアップしてご紹介します。

なお、下記文章はすべて私(本橋)個人で行った翻訳や解説でございますので、至らない点がございましたらご指摘いただけましたら幸いです
また、今回ピックアップした問題10問の英語原文は下記に記載しております
https://qiita.com/Takaa/items/962d0e311b212e1f2948

問題61から問題70はこちら
https://qiita.com/Takaa/items/5f79d55f45cc5bd59ac0

問題71

(現在、Salesforceの環境を使っている会社には、営業チームとサポートチームがございます。営業チームも、サポートチームも、同じ取引先のLightningページを閲覧しておりました)
Ursa Major Solar(UMS)の管理者は、営業チームが取引先ページに埋め込まれたレポートチャートを表示するための新しいLightningレコードページを作成しました。現在、取引先オブジェクトのレコードタイプは存在しません。

サポートチームに影響を与えることなく、このページを営業チームのUMSアプリのデフォルトビューにするために、管理者はどのアクションを実行する必要がありますか?

1ページを組織のデフォルトにします。
2ページをUMSアプリのデフォルトのオブジェクトレコードページにします。
3アカウントレコードタイプを作成し、そのページをデフォルトのオブジェクトレコードページにします。
4このページを販売プロファイルのUMSアプリのデフォルトのオブジェクトレコードページにします。

答え

4このページを販売プロファイルのUMSアプリのデフォルトのオブジェクトレコードページにします。

プロファイルのデフォルトのレコードページとしてLightningレコードページをアクティブ化します。

解説

今回の質問内容を2つの画像にまとめました
ページ1.png
ページ2の1.png

Lightningページとは下記画像のことです
lightningページ1.png

ここのLightningページの表示について、アプリケーションごとにデフォルトの設定をすることが可能です
設定場所は以下になります

Lightningレコードページ2.png

ここで設定することにより、アプリケーションごとに表示させるLightningページを変更することが可能です
(今回の場合、レポートありかレポートなしかのLightningページの切り分けが可能です)

問題72

Ursa Major Solarは、商品ラインで品質保証の問題が発生しています。 管理者は、標準オブジェクトを使用して問題の範囲を追跡する必要があります。

どの標準オブジェクトを使用する必要がありますか?

1取引先
2商談
3ケース
4商品

答え

3ケース

解説

標準オブジェクトのケースは問題解決に特化しているオブジェクトです

問題73

Ursa Major Solarは、プラチナサービスレベル契約への準拠を保証する必要があります。 したがって、Tier 2キューに4時間以上留まるケースは、Tier3キューに再割り当てする必要があります。

この要件を満たすには、どのSalesforce機能を使用する必要がありますか?

1自動応答ルール
2ケースエスカレーションルール
3ケース割り当てルール
4ケースコメント

答え

2ケースエスカレーションルール

解説

ケースエスカレーションルールは、ケースがルールエントリで定義された基準を満たしている場合に、ケースを自動的にエスカレーションします。
キューはユーザのグループのことで、Tier2やTier3といった複数のグループがある環境だと思ってください。

ケースエスカレーションの詳細はこちらの動画をご確認ください

問題74

Ursa Major Solarには、Salesforceにアップロードする100万の新しいアカウントレコードがあります。

このデータをアップロードするための推奨される方法は何ですか?

1データインポートウィザードを利用します。
2データローダーを利用します。
3AppExchangeアプリを利用します。
4Salesforceにヘルプをリクエストします。

答え

2データローダーを利用します。

解説

インポートウィザードは50000件までのレコードのインポートしかできないため今回の問題は間違えです。
データローダーは、最大500万レコードのロードでサポートされています。

データローダとデータインポートウィザードの違いはこちらの動画をご確認ください

問題75

Ursa Major Solarはデータをインポートしており、入力規則を満たさないレコードが多数あります。

何が起こりますか?

1インポートプロセスでは、無効なレコードをインポートするためにユーザー認証が必要になります。
2インポートプロセスは失敗しますが、無効なデータを含むレコードに対してのみ失敗します。
3最初の無効なレコードが検出されると、インポートプロセスは中止されます。
4インポートプロセスは、入力規則を無視します。

答え

2インポートプロセスは失敗しますが、無効なデータを含むレコードに対してのみ失敗します。

解説

問題を意訳すると
(データローダなどで)1000件データインポートします。(仮に取引先オブジェクトとします)
しかしながら対象のデータは住所が「東京」という値が200件あります。さて、取引先オブジェクトには入力規則が設定されており、住所が「東京」のデータは外かれるようになります。
その場合、データは何件入るでしょうか?
という話かと思います。

正解は2で入力規則に該当するデータのみが該当します
(意訳問題ですと、東京の200件がはじかれるが、残りの800件はインポート成功します)

なおデータローダのインポート=レコードの作成 です。
なので、入力規則はレコード作成時で起動するので、データローダのインポートでも例外なく起動されます。

問題76

Ursa Major Solarのユーザーは商談を作成しようとしています。カスタム選択リスト項目にデータを入力すると、ユーザーはエラーを受け取ります。さらに、ユーザーが選択リストで2つの値のいずれかを選択すると、項目上にエラーメッセージが表示され、商談を保存できません。

このエラーが発生する可能性があるのはなぜですか?

1ユーザーは選択リスト項目にアクセスできません。
2 2つの選択リスト値は、レコードタイプでは使用できません。
3選択リスト項目に該当する入力規則があります。
4ユーザーはレコードタイプアクセスできません。

答え

3選択リスト項目に該当する入力規則があります。

解説動画

こちらの問題内容はこちらをご確認ください

(解説記事はこちら)

解説

入力規則に該当したレコードは保存することはできません

問題77

Ursa Major Solarには、時間ベースのワークフロールールの基準を満たす11月15日の終了日を持つ商談レコードがあります。 時間ベースのアクションは11月8日に予定されています。
ただし、商談は11月8日より前に編集され、基準を満たしていません。

時間ベースのアクションはどうなりますか?

1保留になります。
211月8日に実行されます。
311月15日に実行されます。
4キューから自動的に削除されます。

答え

4キューから自動的に削除されます。

解説

時間ベースのアクションは、ワークフロールールの基準がまだ有効である限り、ワークフローキューに残ります。 レコードがルール基準に一致しなくなった場合、Salesforceはそのレコードのキューに入れられた時間ベースのアクションを削除します。

なお、「キュー」という言葉は他にも「(ケースの所有者の)キュー」がありますが、こちらについてのキューとは別です(たまたま同じ「キュー」という言葉なだけです)
ワークフローキューの詳細はこちら
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.workflow_queue.htm&type=5

時間ベースのアクションの確認場所はこちら
時間ベース.png

問題78

Ursa Major Solarは、レコードが作成されたときに、ワークフローキューに時間ベースのアクションを配置しました。
このアクションがキューから削除される原因となる2つの状況は何ですか?

2つのオプションを選択してください。

1レコードがルール基準に一致しなくなった場合
2アクションがワークフローキューから削除された場合
3レコードに対して入力規則がトリガーされた場合
4別のレコードが同じワークフロールールをトリガーする場合

答え

1レコードがルール基準に一致しなくなった場合
2アクションがワークフローキューから削除された場合

解説

時間依存のアクションは、ワークフロールールの基準がまだ有効である限り、ワークフローキューに残ります。 レコードがルール基準に一致しなくなった場合、Salesforceはそのレコードのキューに入れられた時間依存アクションを削除します。

問題79

Ursa Major Solarの管理者がワークフロールールを構成しています。この状況での管理者の2つの考慮事項は何ですか?

2つのオプションを選択してください。

1新しいルールがアクティブ化されると、既存の各レコードが評価されます。
2ルールアクションは、すぐに実行することも、時間ベースにすることもできます。
3レコードを作成または編集するときに、ルールを評価できます。
4データインポートウィザードを使用する前に、ルールを非アクティブ化する必要があります。

答え

2ルールアクションは、すぐに実行することも、時間ベースにすることもできます。
3レコードを作成または編集するときに、ルールを評価できます。

解説

ワークフロールールは、ルールの基準に応じて、レコードが保存または作成されるたびにトリガーが可能です(削除時などは評価ができないです)

下記のようにワークフロールールの評価条件は
作成されたとき
作成されたとき、および編集されるたび
作成されたとき、およびその後基準を満たすように編集されたとき
の3パターンです。

作成および編集.png

また、すぐに実行でも時間ベースでのトリガーも選択が可能です

問題80

Universal Containersの営業担当者は、ホットな取引先に価値の高い商談が生まれたときに通知を受け取りたいと考えています。

この要件を満たすために、管理者は何をする必要がありますか?

1商談金額に基づいてエスカレーションルールを作成します。
2商談オブジェクトにワークフロールールを作成します。
3取引先の評価を評価する入力規則を作成します。
4商談オブジェクトに自動応答ルールを作成します。

答え

2商談オブジェクトにワークフロールールを作成します。

解説

問題を意訳すると
・特定の商談が作成された場合、(メールなどで)営業担当は通知を行いたい 
という内容かと思います
商談はを起点にワークフロールールを作成すれば、特定の商談作成時にワークフロールールが起動しメール送信が可能になります。

問題81~90はこちら
https://qiita.com/Takaa/items/d265afbc5b267ee6c6e9

19
22
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
19
22

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?