★2018年12月5日に投降した あえて自腹でAWSで安価にWebサイトをたててみた(その1) の続きです。
前回までのおさらい
詳細は前回記事をご参照ください。
構成イメージ
配信コンテンツ区分
全て静的コンテンツ(=HTML、CSS、フロントJavaScriptのみ)です。単純な情報アウトプットのみで、問い合わせフォームも設置していません。
実装する内容
- オリジナルドメインを取得します。
- HTTPSで配信します。もちろんSSL証明書もきちんと入れます。
- DNSはAWSに新たに構築します。
利用したAWSサービス
- Amazon S3
- Amazon CloudFront
- AWS Certificate Manager
- Amazon Route53
で、結局いくらかかってるのさ?
2018年12月1日~2018年12月21日までの実績ベースですが次のとおりです。利用したサービス別に示します(AWSの利用料は1米ドル=115円換算で消費税相当額(8%)込みとなります)。
サービス名 | 初期費用(円) | ランニングコスト(円) |
---|---|---|
Amazon S3 | 0 | 0 |
Amazon CloudFront | 0 | 0 |
AWS Certificate Manager | 0 | 0 |
Amazon Route53 | 0 | 62 |
AWS通信トラフィック従量 | 0 | 0 |
お名前.com | 325 | 0 |
合計 | 325 | 62 |
今回はお試しということで拡散もとくにしていなかったためアクセス数はさんざんたるものですが、AWSのランニングコスト、本当に安いですよね! お名前.comの初期費用にはドメイン初年1年分の1円/年を含みますが、こちらも「シンカンセンスゴイカタイアイス」を1回我慢する程度です。
DNSを自由に触れて独自ドメインのSSLも使えて、しかもサービスはフルマネジメントで基本はおまかせ!
今回は利用しませんでしたが、問い合わせフォームをつけるなら上記サービスに Lambda、SNS、SES、DynamoDBあたりのフルマネジメントサービスを、ユーザ認証機能をつけたいのであればCognito (こちらもフルマネジメントサービス)あたりを追加利用すればよく、こちらも今回の規模であれば、今回利用のサービスを含めてもワンコイン(100円?、最近は500円が相場でしょうか)程度のランニングコストで行けると思います。
ちょっとしたアイデアを形にするのにはすごく敷居が低いと思います。気になったらまずは気軽にトライできるのがAWSをはじめとするクラウドサービスの強みですね。
最後に
技術の習得が大切であるのは普段から痛感してはいるものの、お客様提案などではコストも重要なポイントとなりますので、こちらも普段からキャッチアップしなきゃと思いなおしました。
# サーバに触ってシェルをごにょごにょするのは嫌いではないのですが、サーバのお守りは極力やりたくない・・・ので、**フルマネジメントサービスばんざい!**なのです。