ASP(補助記憶域プール)とはざっくりと複数のディスクをグループにまとめたものです。
これによってデータが分散され、データやオブジェクトを読み出す際に各ストレージから並行して取り出せるので高パフォーマンスに期待できるとか。
他にも、ASPの使用率が上がって容量を増やしたい場合はASPにディスクを追加すればよいので拡張が簡単だとか。
前回はライセンス内部コードを導入しました。
3 ライセンス内部コード導入編
今回は非構成のディスクが見えている状態から始めます。
ASPにディスクを追加する
現在の構成容量を確認するとライセンス内部コード導入編で選択したディスク(IPL装置)しかありません。
(ごめんなさい、ディスクが一本しかない画面ショット取り忘れてしまいました。。。)
●まず、保守ツール(DST)を開きサインオンします。
非構成のディスクが表示されるので、ASP番号を指定して実行します。今回はASP1にしました。

追加が完了したあとは「ASP構成の処理」メニューの「1.ディスク構成容量の表示」を実行すると構成容量が増えていることが確認できます。

ディスクをASPに追加する方法は以上です。
今回はしていませんが、ミラー保護なども「ディスク装置の処理」メニューに沿って簡単に行うことができます。
次の記事では、OSとライセンスプログラムを導入してみます。
5 OSとライセンスプログラムを導入編
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