「2つの素数による積」の特性を使っていれば、RSA暗号といえると思います。
ですが「RSA暗号だから1文字1文字処理する」ということはありません。
まず、暗号化の入力データは基本的に、単なるバイナリとして扱われ、入力単位のサイズも実装によりまちまちです。
また、投稿にあるサンプルでは、同じ入力(文字)が同じ出力になっていますが、実用的な暗号化では、前回の出力を入力として扱ったりして、同じソースに対して、違う結果がでる等の工夫がされているはずです。
暗号というのは攻撃者に解読されないように、色々な要素(アイデア)が盛り込まれるため、一概にこうだとは言いにくい部分があります。
暗号理論の専門書に目を通しても一般論しか書かれておらず
実装的な部分が詳しく書かれていないことが多いので,もやもやしています.
この気持ちはよくわかります。
理論よりもコードを読んだほうがピンとくるという方であれば、下記の「Javaで作って学ぶ暗号技術」が超おすすめです。
200ページほどの手ごろな本です。
「アルゴリズムの説明+実際のコード」の構成で、暗号化の基本がテンポよく学習できます。Javaに馴染みがなくても、C系の言語がわかれば無理なく内容を理解できると思います。