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言語処理100本ノック-61(RedisとPython使用):KVSの検索

Last updated at Posted at 2019-03-31

言語処理100本ノック 2015の61本目「KVSの検索」の記録です。RedisとPythonを使っています。

「言語処理100本ノック」記録

参考リンク

リンク 備考
書籍「RDB技術者のためのNoSQLガイド」 RDBに浸かっていた私には非常にわかりやすかったです
061.KVSの検索.ipynb 回答プログラムのGitHubリンク
最新RedisのUbuntuへのインストールとPythonで使うまで インストールについて
【初心者向け】Redisのデータ型とPythonでの使い方サンプル Redisのデータ型について整理
言語処理100本ノックでPython入門 #61 - RedisでKVSの検索 Redis-pyの回答として参考にしました
素人の言語処理100本ノック:61 言語処理100本ノックで常にお世話になっています

環境

インストールに関しては記事「最新RedisのUbuntuへのインストールとPythonで使うまで」を参照ください。

種類 バージョン 内容
OS Ubuntu18.04.01 LTS 仮想で動かしています
Redis 5.0.4 2019/3/22時点でStableの最新です
pyenv 1.2.9 複数Python環境を使うことがあるのでpyenv使っています
Python 3.7.2 pyenv上でpython3.7.2を使っています
パッケージはvenvを使って管理しています
reids-py 3.2.1 2019/3/22時点で最新

問題

第7章: データベース

artist.json.gzは,オープンな音楽データベースMusicBrainzの中で,アーティストに関するものをJSON形式に変換し,gzip形式で圧縮したファイルである.このファイルには,1アーティストに関する情報が1行にJSON形式で格納されている.JSON形式の概要は以下の通りである.

フィールド 内容
id ユニーク識別子 整数 20660
gid グローバル識別子 文字列 "ecf9f3a3-35e9-4c58-acaa-e707fba45060"
name アーティスト名 文字列 "Oasis"
sort_name アーティスト名(辞書順整列用) 文字列 "Oasis"
area 活動場所 文字列 "United Kingdom"
aliases 別名 辞書オブジェクトのリスト
aliases[].name 別名 文字列 "オアシス"
aliases[].sort_name 別名(整列用) 文字列 "オアシス"
begin 活動開始日 辞書
begin.year 活動開始年 整数 1991
begin.month 活動開始月 整数
begin.date 活動開始日 整数
end 活動終了日 辞書
end.year 活動終了年 整数 2009
end.month 活動終了月 整数 8
end.date 活動終了日 整数 28
tags タグ 辞書オブジェクトのリスト
tags[].count タグ付けされた回数 整数 1
tags[].value タグ内容 文字列 "rock"
rating レーティング 辞書オブジェクト
rating.count レーティングの投票数 整数 13
rating.value レーティングの値(平均値) 整数 86

artist.json.gzのデータをKey-Value-Store (KVS) およびドキュメント志向型データベースに格納・検索することを考える.KVSとしては,LevelDB,Redis,KyotoCabinet等を用いよ.ドキュメント志向型データベースとして,MongoDBを採用したが,CouchDBやRethinkDB等を用いてもよい.

【注意事項】このデータは「アーティスト名」で一意になりません。なので、単純に「アーティスト名」をKVSのキーにすると2件目以降で上書きしてしまうためファイルの件数とKVSの件数が合致しません。

61. KVSの検索

60で構築したデータベースを用い,特定の(指定された)アーティストの活動場所を取得せよ.

プログラム:061.KVSの検索.ipynb

Jupyter Notebookの形式をPython形式に変換すると以下のコードです。
Jupyter Notebook形式の結果は、「061.KVSの検索.ipynb」を見てください。

061.KVSの検索.ipynb
#!/usr/bin/env python
# coding: utf-8

from redis import Redis
r = Redis( )

print(r.hgetall("Pete Moutso"))
#=> {b'371203': b''}

print(r.hgetall("The Silhouettes"))
#=> {b'101060': b'United States', b'765139': b'', b'765143': b'', b'765151': b'Netherlands', b'765152': b'', b'765150': b'United States', b'765153': b'Netherlands'}

print(r.hgetall("Oasis"))
#=> {b'377879': b'United Kingdom', b'286198': b'United States', b'20660': b'United Kingdom'}

プログラム解説

パラメータを使うなど細かく制御していません。適当に3つの「アーティスト名」で検索しています。
「アーティスト名」で一意にならないため、Hashesデータ型を使いました。そして、Hashesのフィールド名に一意となる「id」が設定されています。
最初の「Pete Moutso」で検索したときには、「活動場所」がないので「id」だけをHashesデータ型のフィールド名として表示しています。
2番目の「The Silhouette」で検索したときは、同じ「アーティスト名」が7件あって、「活動場所」があったりなかったりです。
3番目の「Oasis」の場合は、3件の同じ「アーティスト名」があって、すべてに「活動場所」が設定されています。

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