中華フォント
TwitterにQiitaのURLを貼った際、大きな画像が表示されるようになりましたね。これはOGP画像と呼ばれるものです。
Qiita記事のOGPイメージが新しくなりました - Qiita Blog
……ん?
漢字が少し変ですね?
Noto Sans CJK JPと比較してみましょう。
Qiita Blogによると、imgixのMulti-line Text & Overlaysを使って実装しているそうですが、imgixには日本語用のフォントが用意されておらず、lang属性も指定できません。そのためデフォルトでいわゆる中華フォントになってしまっているようです。
imgixのSandbox環境で日本語の文字列を打ち込んでみると、同様の表示になることが確認できます。
回避するには?
Qiita Blogでのアナウンスのとおり、OGP画像を使用しないという設定はできません。
全ての記事に新しいOGPイメージが適用され、個別に旧タイプへ戻すことはできません。
ただしバグっぽい挙動として、波ダッシュ(〜)の直後は太字になり、さらに日本語フォントが使われるようです。
以下のページでは【前編】の部分だけ太字&日本語フォントになっています。
※全角チルダ(~)ではこうなりませんでした。
https://twitter.com/Qiita/status/1191218545981624321
つまり、「〜記事のタイトル」のように波ダッシュの後に全角文字だけでタイトルを書けば、一応は中華フォントを回避できます。
中華フォントの発生例
以下はTwitterで見つけた違和感の大きいOGP画像の例です。(いずれも2019年12月19日時点)
https://twitter.com/Qiita/status/1198889085504503813
https://twitter.com/Qiita/status/1206416177280552960
https://twitter.com/Qiita/status/1205412172748247040
https://twitter.com/Qiita/status/1199175957682237442
https://twitter.com/Qiita/status/1200278212821049344
https://twitter.com/Qiita/status/1204596713752801283
https://twitter.com/Qiita/status/1204641987842002944
関連ページ
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