はじめに
IT×ビジネスという視点で週1本記事を投稿しています。
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@7_inai_
Web3とは
Web3はイーサリアムの共同創業者であるGavin Wood氏によって提唱された、インターネットの新たな概念のことで、次世代の分散型インターネット の総称です。
特定の企業に依存しない、分散型のインターネットというのが大きな特徴
です。
Web3があるということはWeb1やWeb2も存在します。はっきりとした定義があるわけではありませんが、一般的な定義としては以下のようになっています。
- Web1(1995〜2000年頃):WWW(World Wide Web)が普及し、個人が自由にホームページを制作に発信できるようになった時代。静的コンテンツ、読み取り専用が大半。
- Web2(2000〜2020年頃):SNSの普及。情報発信者と閲覧者の双方向的な通信。 見るだけから参加できるインターネット。
Web2ではGAFAMに代表されるプラットフォーマーが開発したプラットフォームを使用するため一部の企業が市場を独占していました。しかしWeb3では管理者を必要としないため、そういった意味で特定の企業に依存しません。
Web3でビジネスがどう変わる?
Web3では主に以下の3つのメリットがあります。
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仲介組織を介さない
Web3では、ブロックチェーンの仕組みによりP2Pという接続方法で接速できるため、データの通信にサーバーを管理する中間組織を介しません。 そのため、企業とユーザーが直接かつ自由に通信ができるようになります。 -
セキュリティの向上
ブロックチェーンによる分散型ネットワークでは、個人の情報を集約して管理するのではなく、全員で情報を分散して管理するためセキュリティが向上 します。 -
クリプトエコノミー
Web3では クリプトエコノミーという新しい経済圏 が形成されています。クリプトエコノミーでは、円・ドル・ユーロのような法定通貨(法で定められた通貨)ではなく、暗号試算が流通しています。また、現金を預けておく銀行が必要ないため、アメリカの若者の間ではBANKLESSという考え方も増えていきています。
他にも、Web3を代表する用語として次のようなモノがありますが、詳細はそれぞれのリンクからご確認お願いします。
・DAO
・NFT
・DeFi
・DApps
終わりに
前述した通りWeb3では特定のプラットフォームを必要としません。これにより、今まで固有のプラットフォームで市場を独占していたGAFAMの今後はどうなるのでしょうか?GAFAMによってWeb3に向けた新しいサービスが生まれるのでしょうか?それとも新たな強みを持った企業が生まれるのでしょうか?今後の動向が楽しみです。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。