はじめに
IT×ビジネスという視点で週1本記事を投稿しています。
もし興味のある方は下のリンクから他の記事も見ていただければ幸いです。
@7_inai_
本記事では、Web3で注目の技術③としてDeFiについてまとめます。
Web3についてはこちらのリンクからご確認ください。
DeFiとは
DeFi(ディーファイ)とは、Dedentralized Financeの略で 分散金融 という意味があります。
ここでの 『分散」 とはどういう意味なのでしょうか?
分散についてもっと詳しく
分散金融の「分散」とは中央管理者がいない
ことを表しています。従来の金融は、銀行・証券会社・生命保険会社等が中央管理者として、金融仲介の役割を担っていることが普通でした。
しかし、DeFiではこれらの中央管理者がいないため、ブロックチェーン上に取引履歴を記録し、取引履歴の精査や正しいかの判断を行うのはあくまでもユーザーです。
また、中央管理者がいないために、送金時やローンの契約時に必要な手数料が最小限(もしくは無料) になります。
DeFiのメリット
- 低コストかつ即日
DeFiでは人による手続きではなく、プログラムによる手続きが中心のため、人件費がいらないだけでなく、手続きに関する時間が短縮できます。 - 世界中どこでも利用可能
DeFiのデメリット
- 自己責任
通常は、金融機関が中継しているため、トラブル時は金融機関が責任を負ってくれますが、DeFiでは中央管理者がいないため、サービスによって起きたトラブルは全て自己責任になります。 - 資産価値の不安定さ
DeFiは円やドルのような自国通貨ではなく暗号資産を使用します。まだまだ暗号資産は「投資」ではなく「投機」の対象として考える人も多く、価値の変動が激しいため、もちろん急増する可能性もありますが、バブルのように暴落可能性もあります。
終わりに
DeFiはメリットが大きい反面、デメリットにも要注意する必要があります。「投資をしない」ことで有名な日本人ですので、DeFiが広く認識されるのもまだまだ先のことになるかも知れません。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。