はじめに
IT×ビジネスという視点で週1本記事を投稿しています。
もし興味のある方は下のリンクから他の記事も見ていただければ幸いです。
@7_inai_
本記事では、Web3で注目の技術④としてDAppsについてまとめます。
Web3についてはこちらのリンクからご確認ください。
DAppsとは
DApps(ダップス)とはDecentralized Applicationsの略で、日本では 分散型アプリケーション と呼ばれており、ブロックチェーンを用いたアプリ
の総称です。
このように書くとDAOと似ているように感じますが、DAOが組織であるのに対して、DAppsはアプリケーションであるという違いがあります。
DAppsの特徴
DAppsにはブロックチェーンが使われているため以下のような特徴があります。
- アプリの仕組みが公開されている
- 中央管理者がおらず分散管理されている
- 管理者が複数存在するためサーバーダウンに強い
- スマートコントラクトを使用して全員で意思決定を行う
DAppsの事例
■日本初のNFTゲーム"My Crypto Heros"
My Crypto Herosは日本発祥のNFTゲームでありながら、世界No.1のユーザー数、トランザクション数を記録しています。歴史上のヒーロー(偉人)達を操り的を倒すゲームですが、一部のヒーローや武器がNFTとなっているため、それらを外部のNFTマーケットで売却することで利益を得ることができます。
■保険プラットフォーム"Etherisc"
Etheriscはドイツ発のスタートアップである。保険の発生事例を外部から取り込むことで、それをもとにスマートコントラクトが保険の支払い有無を判断し、自動で支払いを実行します。またEtheriscでは、私たちが馴染みがある健康保険や、火災保険のみならず「航空機遅延保険」「ハリケーン保険」「干ばつや洪水に対する農家の保険」等があります。
終わりに
今回紹介したように、様々な分野のDAppsが開発されています。それだけブロックチェーンの影響力は強く、世界の構造を変えてしまうほどの技術と言えるでしょう。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。