はじめに
IT×ビジネスという視点で週1本記事を投稿しています。
もし興味のある方は下のリンクから他の記事も見ていただければ幸いです。
@7_inai_
本記事では、Web3で注目の技術①としてDAOについてまとめます。
Web3についてはこちらのリンクからご確認ください。
[Web3でビジネスはどう変わる?]
DAOとは
DAO(Decentralize Autonomous Organization)とは分散型自立組織のことで、ブロックチェーン上で世界中の人々が協力して管理・運営する 組織 のことです。
つまり、中央集権的な管理者がおらず、参加者全員が平等でありかつ誰でも自由にDAOの活動に参加できることが最大の特徴です。
DAOについての重要ワード
- ガバナンストークン:組織内で投票を行うために発行される通貨
→ユーザーの投票は、ガバナンストークンの保有量によって重み付けされます。長期的にプロジェクトの健全な運営に関心を持つように、取引手数料の一部をガバナンストークン保有者に分配することもあります。 - スマートコントラクト:ブロックチェーンシステム上に設定されたルールに従って自動的に取引が実行されるプログラム
→例えばガバナンストークンによる投票により過半数を超えた場合は、スマートコントラクトにより実行されます。
DAOの事例
DAOという言葉を聞き覚えのない方もいるかもしれませんが、世界中では多くのDAOが存在しています。例えば以下のようなDAOがあります。
土地を買ったCityDAO
ブロックチェーン都市を作ることを目的として作られたDAOがあります。このDAOの参加者から集めたトークンで実際にアメリカのワイオミング州に土地を買い、市民権をNFT化して発行しています。実在する土地に対してガバナンストークンを使って意見を募り、都市化させていきます。
シムシティ(街を建造するゲーム)を現実世界でしているようなイメージです。
終わりに
宇宙旅行を行ったことで話題の前澤友作氏が、先日MZDAOというDAOのコミニティの参加者をLINEや Twitterで募集していました。詳細もわからない部分が多く、これからどう進むのかも所属している全員で検討していくとのことです。前澤さんも注目するDAOがこれからどうなっていくのかが非常に楽しみです。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。