#1. 「テスターちゃん」について
初心者(新人)向けに描かれたソフトウェアテストの漫画になります
たまたまJSTQBについて調べていた時に見付けたブログの記事がきっかけで読むようになりました
JSTQBを取るメリット5選
今でも更新がある度にチェックしたり、書籍版を読み返したりしたり、とテスト関連の資料として活用しています
#2. LOG
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト①
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト②
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト③
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト④
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑤
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑥ イマココ
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑦
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑧
#3. 仕様の把握のやり方
##3.1 仕様書を読む時のポイント
普通に読んでも「そうなんだ」くらいで終わることが多い
⇒それだとわかった気になるだけになって、何が書いていたかおぼえていないこともある
だけど、読む時に**考える**を挟むだけで理解度は変わってくる
何を拾いたいか考えながら読むのは大切
・大事なところはどこ?
・気になるところはある?
を考えて読むと良い
##3.2 メモを使って読んでいく
・メモを用意して、大事なところや気になるところを書き出していく
・疑問点や思い浮かんだことも一緒にメモする
意識して読む場所
⇒・何をするシステムか?
・システムの特徴は?
・どんな機能があるか?
・その機能はどんなことをするのか?
仕様書も完ぺきではないので、書かれていないこともある
そのため行間を読む(言葉で表現されていないところの読み取り)必要が生じる
☆仕様書を読んで自分が思ったことも大切になってくる
仕様書は1回読んだだけでは全然読み込みが足りない
2回、3回と繰り返して読むと見えてくるものが違ってくる
###参考資料
三色ボールペンで読む仕様書(鈴木三紀夫)
##3.3 マインドマップを使う
###マインドマップとは
###メリット
-
グループ化しやすい
- 枝(ブランチ)を使って情報の関連を整理する
-
発想
- 考えながらブランチを描いていくと、そのブランチから疑問などが思いつくことがある
- 描きながら連想して仕様の行間の見える化もできる
-
一枚の絵になることで全体を見渡せることができる
- 仕様把握の時は全体を掴むことが大切
-
共有がし易くなる
- 共有された側は全体像の把握がし易くなる
###描き方
1.仕様書に目を通す
⇒どうマインドマップにまとめられるか考えながら読むようにする
2.最初にテーマを描く
⇒絵を入れるとイメージし易くなる
3.テーマから大きな枝(メインブランチ)を生やす
⇒慣れない内は機能や画面などでまとめていくとわかり易い
4.メインブランチを描いたら、そこから関連することを自由に描く
☆描きながら思いついたこと・疑問に思ったこともちゃんと描くこと
⇒正解は特にないので、自分が思ったようにイメージを広げて描くのが大切になる
5.仕様をまとめるだけでなく、その部分からちょっと考えるを挟んでみよう
⇒隠れていることが見つけ易くなる
###参考資料
マインドマップから始めるソフトウェアテスト改訂新版
##3.4 ここにも意識を向けてみよう
- 出来た時のことは書かれているけど、出来なかった時のことが書かれていないこともある
- 反対を考えてみる
-
暗黙の了解になっている箇所も書かれていない可能性もある
- プロジェクトで当たり前になっていること
- 企画書が当たり前と思っていること
※わからない時は放置すると後で困るので気を付けること
##3.5 まとめ
- 仕様書はただ読んでも右から左に抜けることはよくある
-
自分の考えを挟むと把握の度合いが変わってくる
- 疑問・気付き・気になること……など
- 仕様書に全部書かれているわけではない
- 行間を読むことが重要になってくる
- テストだと仕様書に書かれていないことがより重要になる