#1. 「テスターちゃん」について
初心者(新人)向けに描かれたソフトウェアテストの漫画になります
たまたまJSTQBについて調べていた時に見付けたブログの記事がきっかけで読むようになりました
JSTQBを取るメリット5選
今でも更新がある度にチェックしたり、書籍版を読み返したりしたり、とテスト関連の資料として活用しています
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書籍版
#2. LOG
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト①
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト②
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト③
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト④ イマココ
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑤
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑥
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑦
「テスターちゃん」で学ぶソフトウェアテスト⑧
#3. ふりかえりって大事
##3.1 ふりかえりって何?
やったことをフィードバックして、次回への糧とすること
やらないと3歩進んで2歩下がるようなことが起きることもある
##3.2 ふりかえりをやらないとどうなるの?
-
やったことを忘れる
⇒成功体験も失敗もフィードバック出来ない
経験やわかったことが放置されてすっかり忘れる可能性もある -
チーム内の気づきが共有できない
⇒場がないと共有されないことはよくある
##3.3 ふりかえりの大切な役割
- やったことをフィードバックする
- 効率よくみんなの気づきを共有・フィードバックする
- フィードバックからこれから取り組む課題をはっきりさせる
次からこの課題に取り組むことで、悪かったことを直したり、新しいことに挑戦したりして、より一層成長できる
⇒カイゼンを回すという言い方もする
逆にカイゼンしたいのにふりかえりをしないと、自分たちのどこがよくなかったのかわからないし、次はやったほうがいいこともわからないため、カイゼンが回らなくなる
ふりかえりがただの感想会にならないようにも気を付ける
なんとなくのふりかえり会をしないように気を付けるためには
#4. KTPのやり方
##4.1 KTPって何?
KeepとProblemという面でふりかえり、Tryで次につなげる
※ケプトと読む
- Keep
- これからも続けること
- よかったこと
- Problem
- 困ったこと
- 問題点
- Try
- 次試したいこと
##4.2 KPTの全体的な流れ
①前回の確認
前回のTryはKeepになったか
②Keepを出す
③Problemを出す
④Tryを出す
⑤TryをActionに落とす
####全体ルールについて
①当事者意識が大切
②人の話を遮らない
##4.3 実際にやってみよう〜Keep編〜
- Keepから出していく
- 時間的には10〜15分くらい
-
これからも続けることやよかったことを付箋に書く
- 一つの付箋に一つのことを書くこと
- 最初は黙々タイム!個人でKeepを出してみる
- ここで他の人と話をすると人の意見に自分の考えが引っ張られてしまう
- 書き終わったらみんなで共有
- 声を出しながら貼り出す
- 最後はグループ分けを行う
- 自分たちがどこに注力しているかわかり易くなるため
##4.4 実際にやってみよう〜Problem編〜
- Keepと同じように黙々タイムをしてから貼り出す
- 貼り終わったらグルーピング
- どんなところに問題意識が向いているのかわかる
【注意点】
〜していない
〜過剰
これだとTryの時に反対にしただけの意見が出てしまう
具体的に書いた方がTryが考えや易くなる
個人攻撃をしない
悪口を言わない
##4.5 実際にやってみよう〜Try編〜
- 時間的には15分くらい
- Keepをより良くすること・Problemをカイゼンすること・やってみたいことを出す
- 他の工程と同じように黙々タイムをしてから貼り付ける
- Keepをより良くするTryは忘れがちなので、これも意識すること
- Problem⇒Tryの場合は、原因を少し考えて解決するTryを出すほうかいいかも
- 「〜してない」を「〜する」に変えるTryもいい、だけど…
- 良いことを伸ばすTryも必要⇒強みをより伸ばすことも考える
- Tryを出したら、どのTryに取り組むかを決める
- 難しい=効果があるではない
- 最初のうちは簡単に出来るけど、効果がありそうなものを1〜2つ選んでやってみる
- この選んだTryが出来ると次回のKPT継続のモチベーションにもつながる
KPTは継続がとても大切
優先順位について
緊急度と重要度で優先順位をつけるのもアリ##4.6 実際にやってみよう〜2回目以降編〜
2回目からが大切
⇒1回だけだと真の効果を発揮しない
定期的の行なってカイゼンを回すことが大事
【2回目からは…】
開始する前に前回からの確認を入れること
⇒TryがKeepになっていたらKeep側に移す
続けていくといらないものも出てくるが、そういうものは外す
Keepで習慣化したものも外す
ProblemからTryへ
TryからKeepへ
そしてKeepからそのチームのベストプラクティスになっていく
まずはKPTを繰り返すことから初めていく
⇒いいチームの第一歩となるかもしれない